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【MtGパイオニア】4月第1週のパイオニアデッキリストを見る配信【Pioneer Decklist Check】

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ということで2023年4月第1週のパイオニアのデッキリストをチェックしました!

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マジック:ザ・ギャザリング 兄弟戦争セット・ブースター 英語版 (BOX) 30パック入 D03110000 MTG トレカ ウィザーズ・オブ・ザ・コースト D03110003
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面白かったデッキリスト

新生化アトラクサ/ネオフォーム

先週はミッドレンジ戦略のクリーチャーを強化したリストを特集しましたが、2023/04/09のPioneer Challengeで優勝したこちらのリストは、フィニッシャーのクリーチャーにバリエーションを持たせています。

打ち消されず、毒とライフ両方で相手を詰められる《ティラナックス・レックス/Tyrranax Rex》に、ミラー対面で相手の《アトラクサ》を機能不全にさせる《女王スズメバチ/Hornet Queen》
特に《女王スズメバチ/Hornet Queen》の採用は面白いですね!

また、メインボードも微細な変化が加えられており、《異世界の凝視/Otherworldly Gaze》と《考慮/Consider》の分散採用、打消し《頑固な否認/Stubborn Denial》とハンデス《思考囲い/Thoughtseize》の増加と、コントロールやミラーへの体制を上げています。

すっかりパイオニア環境の一角として定着した新生化アトラクサ/ネオフォーム。
しばらくは顔を見ることになりそうです。

アトラクサ型独創力

なんと独創力もアトラクサを使ってきました。

独創力の要求値がX=1になったため、宝物を複数出す手段だった《大勝ち/Big Score》が抜けて、《否認/Negate》や《記憶の氾濫/Memory Deluge》、《サメ台風/Shark Typhoon》が増数されています。
《大勝ち/Big Score》は打ち消されたときのディスアドバンテージが大きく、《否認/Negate》が増えたこともあって、よりコントロールへの耐性が上がったのではないでしょうか?

また、打消しの多さと独創力の宝物ランプによる速度を兼ね備えているため、同じアトラクサ系でもネオフォーム型に強く出られそうなのも利点ですね。

天敵のアグロに対しても、ある程度火力の連打でメインボードはしのぎやすそう。

今後、ネオフォームと並列で発展、あるいはこちらにアトラクサデッキがシフトする可能性もありそうです。

アタルカ・レッド

一方で、2023/04/08のPioneer Challengeで優勝したのはアタルカ・レッド。

実は、直近2週間の結果を見ると、白単人間より赤系アグロ(赤単アグロ+アタルカ・レッド+ボロス・ゴブリン)の使用率が上回っていて、アグロの中でも勢力図に変化が起きていたりします。

考えられるのは、クリーチャーをある程度並べるコンボデッキ……ネオフォームとアブザン・パルヘリオンの流行によって、より直接的にライフを詰められる赤系デッキに優位が付きやすくなっているのかなと思います。
ネオフォーム、アブザン・パルヘリオン共にクリーチャーの色がばらけているため、《精霊への挑戦/Brave the Elements》の通りが悪いためです。
また、先述の独創力が数を増やしていることも、速攻クリーチャーがいない白単人間にとっては殴る前に除去されてしまうため向かい風でしょう。

一方の赤系アグロは、顔面火力が使えることで、ある程度序盤戦でライフを詰めれば、火力という飛び道具でフィニッシュすることが戦略の一つに入ります。
《アトラクサ》でのライフゲインも、《アタルカの命令/Atarka’s Command》《乱動する渦/Roiling Vortex》で何とか出来なくもないですし。

実際、Challenge優勝のこのリストも、一般的なアタルカ・レッドからクリーチャーをやや減らして《稲妻の一撃/Lightning Strike》を4枚フルで入れており、火力でライフを詰めるプランがデッキとしてあることが伺えます。
このほかにも、Preliminaryでは純正の赤単アグロが多数入賞しており、勢いづいているのが見て取れます。

チャレンジャーデッキに選ばれたこともあり、比較的安価で組めるデッキの一つでもある赤系アグロ。
もしかしたら、今は赤系デッキでパイオニアを始めるいい機会なのかもしれません!

今週もいかがでしたでしょうか?

毎週火曜日前後の21時から、Youtubeチャンネルにて「デッキリストを見る配信」をしています。
MOイベントを中心に、パイオニアのデッキリストを見ながらあれこれ話しています。
ぜひ、配信の方もよろしくお願いします!

それでは、また!

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