ONE環境も大詰めになってきましたが、まだまだ動きがあって面白いのがパイオニア!
ということで2023年3月第5週のパイオニアのデッキリストをチェックしました!
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面白かったデッキリスト
エスパー・レジェンズ
スタンダードで長らくトップ集団に立ち続ける名デッキが、多くのパーツを変えることなくパイオニアに上陸!
スタンダードから《婚礼の発表/Wedding Announcement》をサイドアウトすることでクリーチャー数を増やし、よりアグロに組まれています。
除去も《致命的な一押し/Fatal Push》《消失の詩句/Vanishing Verse》《パワー・ワード・キル/Power Word Kill》で7枚とかなり絞っています。
ただ、これは今のコンボ環境を見てのことだと思うので、今後枚数調整の余地はあるでしょう。
《策謀の予見者、ラフィーン/Raffine, Scheming Seer》の謀議で不要牌を弾きつつ、優秀なクリーチャー達で攻めていくスタイルはパイオニアでも強力。
上にリストを貼ったalmostomniscient氏は、2023/4/2のPioneer Challengeでグルール・ビークルズ、ロータス・コンボ、ラクドス・ミッドレンジと、強豪デッキを破って優勝しており、ポテンシャルの高さが伺えます!
ネオフォーム(新生化アトラクサ)
《虚空の力線/Leyline of the Void》をはじめとした対策カードが環境に急増し、包囲網を敷かれているネオフォーム(新生化アトラクサ)。
ですが、タダで転ぶわけにもいきません。
メインから《突然の衰微/Abrupt Decay》を採用しているのも変化の一つですが、もっと大きく変わったのがサイドボード。
なんと、《朽ちゆくレギサウルス/Rotting Regisaur》《グリッサ・サンスレイヤー/Glissa Sunslayer》が2枚ずつ計4枚取られています。
どちらもミッドレンジ軸で戦う際には強力なクリーチャーです。
サイドボードから探査クリーチャーと入れ替える、あるいは《新生化/Neoform》を切って入れるのでしょうか。
特に《グリッサ・サンスレイヤー/Glissa Sunslayer》は、接死・先制攻撃という攻撃的なキーワード能力に、ダメージ誘発でのアドバンテージ確保能力が《黄金牙、タシグル/Tasigur, the Golden Fang》よりも優れています。
《虚空の力線/Leyline of the Void》を破壊できるのも偉い!
スタッツは探査クリーチャー達には劣りますが、そこは《朽ちゆくレギサウルス/Rotting Regisaur》のプレッシャーでカバーしているのでしょう。
サブプラン・サイドプランが充実しているコンボデッキはいいデッキ。
今後のネオフォームの発展に期待です!
今週もいかがでしたでしょうか?
毎週火曜日前後の21時から、Youtubeチャンネルにて「デッキリストを見る配信」をしています。
MOイベントを中心に、パイオニアのデッキリストを見ながらあれこれ話しています。
ぜひ、配信の方もよろしくお願いします!
それでは、また!