眞白井エイドです。
普段は、YoutubeでMtGパイオニアに関する配信や、Twitterでパイオニア週刊紙「週刊ふんわりパイオニア便り」を発行しています。

さて、この記事企画「巧者に訊く」は、パイオニア競技イベント/大型イベントで結果を残されたプレイヤーさん=【巧者】に、デッキやプレイ、あるいはバックグラウンドに関するお話を訊いてみよう!というインタビュー企画です。
今回は、第15期・16期パイオニア神に就任、そして2025年3月30・31日(日本時間)にエクスプローラー(現MTGAパイオニア)にて開催されたMTGアリーナ最高峰の競技大会・Arena Championships 8(以下、AC8)に参戦された、齋藤慎也さんにお話を伺いました。
惜しくも第17期パイオニア神決定戦(以下、17期パイオニア神)では、前回インタビューさせていただいた宇都宮巧さんに神の座を譲ることとなったものの、2017年のスーパーサンデーシリーズ・チャンピオンシップ2017優勝、2023年のArena Championship 4 優勝と、数々の大型大会で優勝を飾ってきた「巧者」のお一人。
そして神決定戦シリーズ自体の初回・第1回スタンダード神でのTop8入賞以降、数々の神挑戦者決定戦でTop8に入賞されている、神決定戦シリーズと縁深い方でもあります。
今回はデッキのお話よりも、そんな齋藤さんのバックグラウンドや、参加された2つのイベントの感想・競技MtGへの想いにフォーカスさせていただきました。
およそ4時間にわたった超!ロングインタビューを、3回に分けての特大ボリュームでお届け!!!
前編の今回は、これまであまり表に出てこなかったかもしれない?齋藤さんのバックグラウンド、そして齋藤さんが第1回から参戦されている「神決定戦」シリーズへの想いについてお届けします。
それでは、インタビュー本編をどうぞ!
自己紹介

ではまずは、自己紹介からお願いします!

齋藤慎也と申します。

MtG歴は「テーロス(2013年9月)」からで、10年ちょっとくらいですね。普段は関東でプレイしています。
コミュニティとしては、武士道ProGaming、MSD、ドラキチに所属していますね。

MSDさんについては、これまでの「巧者に訊く」でもたびたび名前が出ているコミュニティさんですね!
まさに「巧者の集い」というか。すごいです。
齋藤さんとTCG、そしてMtGとの出会い

MtGを始めたきっかけについて、もう少々詳しく伺ってもよろしいでしょうか?

MtGを始めたのは社会人1年目で東京に出てきたタイミングでした。
TCGは大学生の時にちょっと遊び始めて。一番最初は「ガンダムウォー(以下、GW)※」でした。

あ~、ガンウォー。聞いたことあります。
今でも昔の環境で遊ばれている方いるくらいの人気タイトルですよね!
※バンダイから1999~2011年まで展開されていた、「機動戦士ガンダム」の世界を舞台にしたTCG。

それも別に自分がガンダムが好きとかではなくて、ガンダム好きの友人が対戦相手を欲しがっていて。
それでちょっと始めてみたら、自分の方がそのゲーム性にハマってしまってですね。

あるあるの話ですね(笑)

それでカードショップに行くようになって、名古屋だったのでホビーステーションとかに行ってみて、こんな空間があるんだ~みたいな。
当時は50円とか100円のカードばかり買ってて、ショーケースの1000円とかのカードを「高っ」とか思いながら。そんなのが最初のころですね。

MtGって、そういうところに居ると置いてあるので存在自体は知っていましたし、それこそ小学生の時にコロコロコミックで…

勝負くんがMtGしてたころのデュエマですね。※
※漫画「デュエル・マスターズ」は現在は同名TCGをテーマとした漫画だが、連載初期はMtGを取り扱っていた。

なので当時はもっとちゃんとしたTCGというか…とにかく高いって思っていました(笑)
GWって高くてもせいぜい2~3000円くらいで。
当時だと《タルモゴイフ/Tarmogoyf》とかがすごい値段だったので。

あ~、ちょうど《タルモゴイフ/Tarmogoyf》《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》のタイミングかもしれませんね。※
※2010~2011年のスタンダードは伝説のデッキ「Caw-Blade」全盛期で、《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》が非常に高騰。《タルモゴイフ/Tarmogoyf》はその前の2007~2008年スタンダードで活躍し、モダン需要で高値を維持していた。現在でもこれらのカードの値段は強烈に記憶されているとかしないとか。

普通にやるとしてもまあ数万…下手したら十万以上かかりそうだなと。

ちょっと大学生には厳しいかなみたいな。

まあGWはなんだかんだでお金がかかったんですけど(笑)
友達3人くらいでカードプールを共有してやっていましたね。

あとは「ヴァンガード※」もやっていたかな。
それこそ当時は「ニコニコ動画」全盛期で、たまたまアニメの1話を見て、ふざけた話かと思ったら意外と面白いなと思ってちょっとやってみて。
あれも面白かったというか、すごいびっくりしたのはプレイヤーの層が違いましたね。
※「カードファイト!! ヴァンガード」のこと。ブシロードから2011年から発売しているTCGで、メディアミックスを中心とした展開が特徴。

ほうほう?

今の「ポケポケ※」じゃないですけど、今までTCGなんてやったことありませんみたいな人がめちゃくちゃ多くて。
なのでちょっとTCGに詳しい人みたいなポジションになって、ショップで仲良くなった人たちに教えたりして。
それで今までにないよく分からない繋がりが結構できて、あれはあれで面白かったですね。
※「Pokémon Trading Card Game Pocket」のこと。2024年10月にリリースされたスマホ向けのポケモンカードゲームで、非TCG勢を含めたカジュアルプレイヤーを数多く取り込んでいる。
競技プレイの魅力

MtG前にやられていたTCGでも、競技プレイはされていたんですか?

GWもやっていくうちにけっこうすぐ店舗大会に行ったりして、地方大会があるみたいというのを知って。
一番最初に出た大会で結構上の方になって、それ以外は勝てなかったんですが…
ヴァンガードは人数が多かったのと、ちょっと運の要素が強いところもあって成績は出せなくて。

じゃあMtGを初めてすぐに大型大会に挑戦していったというのは、結構自然な流れだったんですね。

そうですね。
あとはMtGを始めたころの話だと、GWのときからドラフトというゲームがめちゃくちゃ好きで。
GWは(当時のTCGでは)珍しく、ドラフトがかなりちゃんとデザインされていたゲームだったんです。

MtG始めたのが12月で、年明けの1~2月からMOをやり始めて。
めちゃくちゃ課金して、アホみたいにドラフトしてました。

1、2か月でMOはすごいですね(笑)

ドラフトってリアルで立てにくい所もあるので。
なのでMOでは構築をほとんどやってなかったですね。

じゃあ、第1回スタンダード神決定戦が、MtGを始めて半年で出た構築の大型大会なんでしょうか?

そうですね。
店舗大会でルール適応度が競技、みたいな大会には出ていたんですが……正直、何に出たらいいのかよく分からなくて(笑)
そうしたらちょうど神決定戦シリーズが始まったので、参加してみようと。

そしたらSEに抜けてしまって、このメンバーの中で戦ったと(笑)


他にはそうですね、競技制度がしっかりしていて、始めたときは遠いと思っていたプロツアーとか世界選手権とか、夢があるのがいいなと。
あとはジャッジがちゃんとしているのがいいなと思って。

MtGのルールやジャッジ体制については、他のTCGから入った人が結構驚くというのはよく聞きますね。

大学生のころは、友人がやっていた別のTCGで「ジャッジと仲がいいと裁定が全部通る」みたいな話も聞いたことがあるくらいで……。

TCGの乱立期あるあるというか。

そういうのが嫌いで、自分はそういう噂があるゲームは避けていましたね。

正々堂々とゲームがしたいと。

ゲーム以外の余計な要素で心を乱したくないみたいな感じでしょうか。
なので、その延長線でEDHの政治的な面とかも苦手ですね。ゲームの情報だけで勝負したいみたいな感じで…。ブラフとかはテクニックだとは思うんですが。
(同じ考えの方は)競技プレイヤーには多いかなと思います。

続けて伺ってしまうんですが、ゲームにやり取りに集中できる部分も、競技プレイの中で惹かれている部分だったりするんですか?

そうかもしれないですね。
イラストとかにちょっと興味が薄いので、ゲームの面白さには結構重きを置いているかもしれません。
……これはMtGで活躍してきた人たちが自虐ネタで言っていたりするんですが、正直賞金なんかの面だけ考えたらもっと魅力的なゲームも色々あるのに、結局MTGが一番面白いから続けてちゃってるよね、と。

他に惹かれているところはありますか?

あとは先ほども言いましたが、勝った先の部分が魅力的でしたね。
僕が始めたころは本当にすごかったので…今はちょっと見劣りしちゃいますが。
それこそ「なかしゅー世界一周」を読んだりとか。
当時のプラチナプロ※は、PTの交通費・宿泊費が出るし、GPに参加で報奨金が出るみたいな世界だったので。そんな風になりたいな~みたいな。
※当時はシルバー・ゴールド・プラチナと、MtG公式イベントでの成績に応じてランク付けがされていた。

すごいですよね~~~。
MtGをしているだけで世界中に行けてしまう時代!

ただ、その後変化もあって。

世界を飛び回るのはあこがれの1つではあったんですけど、ちょっと経ったときに、海外GPを飛び回っている人を見て、「お金も時間も自由にあったときに自分一人でも(海外GPに)出たいか?」と思ったらそうじゃないと思って。
だいたい(PTや海外GPって)何人かで旅行みたいに行くじゃないですか。
そして強いプレイヤーと仲良くなって、泊まり込みでみんなでご飯食べながらドラフトしてるみたいなのが好きなんだなと。

コミュニティでの競技プレイみたいな。

今でもあこがれはあるんですけど、(今では)ドラキチで泊まり込みでドラフトとか出来ちゃってて。ぶっちゃけそれでよかったみたいな(笑)
いいなと思っていたものは、それで満たされているかもしれません。
それが出来る環境に辿り着いたのも時間がかかったし、自分なりに頑張った部分もあるんですが。
(そういうことは)3,4年目のHareruya Hopes※になった頃くらいに思い始めましたね。
※晴れる屋のプロチーム「Hareruya Pros」の、2017~2021年まで存在していた若手中心の下位チーム。選考会なども開催されており、33名のプレイヤーが一斉加入したことでも話題になった。

そういった友達とたくさんマジックをしたい!みたいなところは、ある種、GWを遊ばれていたころから一貫しているところかもしれませんね。

そうですね。
齋藤さんとデジタルMtG、そして練習のはなし

…なので、結果だけ見たらデジタルのイメージがついていると思うんですけど、僕は結構そういう面があるので、気持ちはめちゃめちゃテーブルトップのプレイヤーです。
なんならデジタルは別に好きじゃないです(笑)

MTGアリーナでのデジタル競技については、コロナで競技プレイの選択肢が少なくなったから挑戦した感じですか?

実はちょっと特殊で、MOではスケジュールされた競技イベントには出てなかったんですよね。
深夜に始まるし、待ち時間長いし、家で一人で9~10回戦やる……そういうのが本当に嫌で、まったくやってなかったんです。
MTGAも権利を取ろうと思ってやったわけではなくて、2年くらいはラダーだけやっていました。
あと当時の環境が嫌いなデッキばっかりで……ティムール再生とか、イゼット天啓とか。

スゥルタイ根本原理とかもありましたね。

しかもそれが一強レベルで強かったので。あの頃※は競技大会に全然出ていませんでした。
※上に挙げられたデッキが活躍していたのは2019~2022年ごろ。

それまでのテーブルトップの競技イベント中心の生活とは、打って変わってしまった感じですね。

コロナ禍でGPが無くなってしまった時に、「ポケモンカードゲーム」がギリギリGPやっていたので、始めたりしていましたね。

紙の戦いに飢えていた(笑)

思ったよりMtGのGPが早めに復活したのもあって、ポケカは長続きはしなかったんですけど。

僕はとにかく待ち時間が苦手で……テーブルトップだと友達の試合見たりとかで時間を潰せる手段があるんですけど、デジタルはあまりない。
逆に待ち時間がないものは一人でも無限にやってしまうんですよね。
MOもLeagueが始まってから止まらなくなったりとか(笑)

だからMTGAはそういう(待ち時間がない)ところが良くて。
ラダーはずっとできるし、ドラフトもピックだけして後から出来るし。
予選ウィークエンド※ですら、自分の好きに始めたり止めたりできるじゃないですか。
※Arena Championsipの予選に当たる大会。詳細は後編で紹介。

そうですね。自分もやりますやります。

テーブルトップの大会だとちょっと気負うというか、それなりに大事な大会という意気込みでやるんですけど、MTGAは、もちろんアリーナチャンピオンシップ(以下、AC)に出たいとは思いますけど、そのためにめちゃくちゃ練習したりはしていなくて。
権利がある以上は出なければと思っているので出る、みたいな。
僕はMTGAを練習のつもりでやっていないんですよね。いろいろな所で話しているんですが。

……僕にとってアリーナのラダーは酒・煙草なんですよ。

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何ならやらない方がいい時もある。本当はやめたいのにというタイミングすらある。

自分も一時期そんな感じになっていたのでわかります(笑)

他にやらなきゃいけないことがあるんだけど……ちょっととりあえず一服するか、みたいな。

ドラフトピックしておくか、みたいな。

子どものころから計画的にやるのが苦手で、夏休みの宿題とかも9月からやるみたいな感じだったんですよね。
大学のあたりからはもう、自分の特性として「俺はいつもこうだから」って思いながらやってきているんですが。

でも自分の特徴で思っているのが、他の人と比べて(対戦数を)尋常じゃない数こなしているので、そのこなしているのが直後の大会では役に立たなくても、その次の次では役に立つみたいなことがあって。そういうことの積み重ねだと思っています。
僕は勝つのが好きなので、調子のいい時ってやればやるだけ勝てるんですよ。

MtGって、どのデッキが強いみたいなタイミングがあるじゃないですか。
上手い人たちの中でも、その中でもアグロが苦手だなとか、この人のコントロールに勝てないな、みたいなのがあると思ってるんですけど、自分が得意なデッキタイプが強い環境の時だと勝つよね、みたいな。
今の環境が自分に合ってるなと思うときには勝てるから楽しくて、そうすると勝てると楽しいので、そうするとさらに勝てるようになって、上手い人同士の中でも負けなくなっていく。

本当は計画的にやっている人がちゃんとしているんだろうなと思うし、そうすべきかなと思うんですけど、こういう衝動に任せたやり方でもある程度の所まで来られたし、この環境は苦手ならほどほどにしてみたり。それもいい所かなって。

そう考えるとMtGってすごいゲームだなというか、効率的な練習やトレーニングはあるとは思うんですけど、やりつづける・遊び続けることが身に積み重なって、後でチャンスを生んでくれるのはいい所ですよね。

そうですね、自分の結果はそうなってくれています。

…そうなると、苦手な環境の時は控えめに遊ぶというのはあるとはおっしゃっていましたが、「テーロス」からずっと遊び続けられているんですか?

そうですね。
ちょうど今モダンの予選シーズンで、モダンはあまり興味がないので控えめな時期ではありますが(笑)
ただそれでも、大多数の人よりは競技大会に出ているかもしれません。

すごいなあ……打席に立ち続けてきた・バットを振り続けてきた数が本当に尋常ではないんですね。
齋藤さんと神決定戦

ちょっと話を神決定戦に移すのですが、先ほど「どの大会に出ればいいか分からない!」というところで神決定戦シリーズが晴れる屋さんから出てきて、第1回スタンダード神決定戦に挑戦されたというわけだと思うのですが、その後の色々な神決定戦のTop8に齋藤さんのお名前があって…!


第1回から「神決定戦」に挑戦されて続けているプレイヤーさんって珍しいのかなと思うのですが、齋藤さんからみて「神決定戦」への思い入れや思い出は何かありますか?

特別な思い入れってほどはないんですけど(笑)

そこに戦う場がある場があるからみたいな(笑)

それでいうと、ちょうどいい場を用意してもらったことへの感謝はありますね。

MtGを始めて、PTや世界選手選手権に憧れはありますけど、まず無理ですよね。
そんな時に都内で出られる大会で、それなりに注目される賞金などもある大会が出来て。
別のTCGをやっていた経験からも、強いプレイヤーと仲良くならないと強くなれん!というのは思っていたので、結果を出して認知されないとみたいなことは考えていました。
なので、そういう認知してもらえる場を用意してもらえたというのが良かったと思っています。

あと、僕は生まれてから就職までずっと名古屋に住んでいたのですが、ゲームの方の「ポケットモンスター」をよくやっていて、その大会をやっていても東京や大阪でしかやっていなくて、家庭的に行かせてもらえる感じでもなかったので最初から諦めていて…。
「東京のやつはええな~」みたいにずっと思っていたんですけど、就職で東京に来たときに何でも出られるんだ!となって。

何でも出られるし、「神」にもなれるかもしれない!

最近では東京以外でも様々なイベントが開催されていてありがたい限りですが、東京がやっぱり中心みたいな印象は個人的には今でもあって。
近くにいて出られる以上は出たいなってところはあります。

最近は、自分の周りの奴にも「神決の時にスケジュールが空いてて出ない奴は馬鹿」ってみんなに言っています(笑)

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みんなに来てほしいという話もあるし、実際に神になってみて「こんなに色々もらっていいのか…?」となって(笑)
こんなにもらえるのに、一時期はリミテッド神は50~60人しかいない時もあったので、「ハイバリューな大会なのに出ないのは馬鹿」って周りの奴に言っていました。

あとは思い入れ的な話で言えば、MtG始めた当初の自分にとっては丁度いい目標で、こういう大会で頑張りたいな、結果出したらうれしいなみたいなのはありましたね。

今のお話を伺って、そういう最初のころの気持ちがずっと齋藤さんの中で残られているという印象を受けました。
個人的には、「アレに出ないのは馬鹿だぞ!」って言っているのは、思い入れ持たれているなと(笑)

単純に知り合いに来てほしいっていうのはありますね。
最近は知り合いの中でも、予定があるわけじゃないけど…みたいなやつは来いよ!と思っています。
とはいえ自分もフォーマットによっては出ていないので…スタンダード・パイオニア・リミテッドは必ず出るようにしていますが。

ただ、ヴィンテージのデッキを持っている友人に「出ないのは馬鹿」って言ったら出ようかなと言ってくれて、練習相手になるみたいなのはしました。

ただ最近だと、1回神に就いたくらいでは覚えてもらえないというのはちょっとありますよね。

それは長く続いた弊害でもありますよね。
あと、パイオニア神だと松原さんだったり、モダン神なら内藤さん、リミテッド神なら高橋さんだったり…長く就任されてキャラがつくと面白いですよね。

そういう面はとても良いなと思ってます。
高橋さんの写真のポーズとかすごく好きなんですよね(笑)

次回予告と宣伝
ということでインタビューは中編につづきます!
中編ではいよいよ、パイオニア神決定戦について伺っていきます。
決してTier1デッキとは言えず、そして齋藤さんがこれまで結果を残されてきたデッキともまた違った方向性の【ゴルガリ・フード】。
齋藤さんにとっての【ゴルガリ・フード】とはどんなデッキなのか? リストの採用意図は?
そして縁深い相手・宇都宮さんとの防衛戦への想いとは?