眞白井エイドです。
普段は、YoutubeでMtGパイオニアに関する配信や、Twitterでパイオニア週刊紙「週刊ふんわりパイオニア便り」を発行しています。
さて、この記事企画「巧者に訊く」は、パイオニア競技イベント/大型イベントで結果を残されたプレイヤーさん=【巧者】に、デッキやプレイ、あるいはバックグラウンドに関するお話を訊いてみよう!というインタビュー企画です。
今回は、2024年10月12日・13日に開催された「チャンピオンズカップファイナル シーズン3ラウンド1(以下、CCF3-1)」でトップ4に入賞された亀崎頌さんにお話を伺いました。
メタゲーム第1集団ではないものの、確かな強さを持つ【ラクドス異形化】。
新デッキも多数出る中、亀崎さんはなぜ【ラクドス異形化】を手に取ったのか?
それでは、インタビュー本編をどうぞ!
自己紹介
では、自己紹介からお願いします!
亀崎頌といいます。
Xなどでのハンドルネームは団長と名乗っております。
普段は熊本のMUGEN Table Gamesで遊んでいます。
光栄なことにお店にスポンサードをしてもらってます。
対戦動画やコンベンションの雰囲気をYouTubeであげています。
MTG歴は4年半くらいです。
元々は違うカードゲームをしていて、《厚かましい借り手/Brazen Borrower》が表紙の構築済みデッキが発売されるから始めました。
「プレイヤーズツアー名古屋2020」を見たのがきっかけですね。決勝の動画は、大事な大会の前に見て初心を思い出すために見直しています。
「プレイヤーズツアー2020」といえば、初のパイオニアの競技大会ですね!
そこから始めたとなると、始めた当初からパイオニアにかなりご興味はあったのでしょうか?
初めはスタンダードがいいと少し前に始めていた友達に教えてもらって、お店に構築済みを予約しにいきました。
後々はパイオニアもしたいと思っていましたが、地元ではスタンダードが流行っていたのであまりパイオニアはやる機会がなかったです…
いまは1番好きなフォーマットになってます。
好きなマジックの色は黒です。
ハンデスが特に好きです。1マナで2マナ以上のカードを対処できるのが魅力的で。
大体黒系ミッドを使ってます。
始められた構築済みはシミック・フラッシュベースのものかと思いますが、今は黒がお好きということで、何か好きになるきっかけなどはあったのでしょうか?
前遊んでいたカードゲームでは手札妨害はほとんどなくて、初めて《思考囲い/Thoughtseize》を見た時は目ん玉が飛び出ました。
情報アドバンテージもこんなにも簡単に得ていいのか?と思い黒系ミッドを使い始めました。
自分も他ゲームから来た方から、他ゲームだとピーピングハンデスはないかコストがめちゃくちゃ重いと聞いてびっくりした記憶がありますw
黒系ミッドを握るきっかけになったのも納得です!
では、ずばり今回出された成績をお願いします!
CCF3-1で1日目7-1・2日目3-0-1で1位抜け、準決勝で負けました…
ですが初プロツアー権利獲得です。
圧巻の成績での1位通過…!
惜しくも準決勝で敗退されてしまいましたが、準決勝のゲームも非常に熱かったということで……そちらについてはまた後ほど触れさせていただければと思います!
使用されたデッキについて
では、今回使用されたデッキと、デッキをあまり知らない方向けの簡単な説明をお願いします。
ラクドス異形化です。
《異形化/Transmogrify》というカードを使い、デッキに入ってる唯一のクリーチャー《偉大なる統一者、アトラクサ/Atraxa, Grand Unifier》を出して戦うミッドレンジ系デッキです。
序盤は軽量スペルで妨害して、《偉大なる統一者、アトラクサ/Atraxa, Grand Unifier》でリソースを回復&ライフを詰めていきます。
相棒の《湧き出る源、ジェガンサ/Jegantha, the Wellspring》から色マナを確保して、手札からアトラクサを唱えることも多々あります。
実は自分もサブデッキとして使っているのですが、非常に豪快な動きを備えたミッドレンジで、めちゃくちゃ楽しいデッキなんですよね~!
ということで今回はやや職権乱用で細かい話も伺えたらなと(笑)
デッキ自体はCCF当時、どれくらいの期間使われていましたか?
ダスクモーンが発売されてから調整し始めたので、だいたい2週間くらいです。
発売前までは【ジャンド・サクリファイス】を調整していました。
最大メタの【ラクドス果敢】にどう頑張っても不利で、【アゾリウス・コントロール】も増えてきてより厳しいと思い諦めました。
最初は《恐怖を喰うもの、ヴァルガヴォス/Valgavoth, Terror Eater》を踏み倒し先に考えて調整し、他の地域のRCQで《偉大なる統一者、アトラクサ/Atraxa, Grand Unifier》の方が勝っていたので今の形になりました。
なるほど、かなり早い段階で乗り換えを決断されていたのですね。
ちなみに、同じ異形化デッキである【ジャンド異形化】は使用を検討されたのでしょうか?
しなかったです。調整は最初から【ラクドス異形化】でした。
【ラクドス果敢】が多い読みだったので《マナの合流点/Mana Confluence》が足を引っ張りそうだと感じていました。
あとはマナトラブルが怖かったですね。
あー、わかります。
1~2Tに妨害用の黒、2~3Tにマナ加速用の緑、4T以降に《異形化/Transmogrify》用の赤が必要で、結構色カウントシビアなのですよね。
なので《マナの合流点/Mana Confluence》が必要なのですが……【ラクドス果敢】は1点、2点の差がかなり重要になるマッチアップなので、マナ加速分でジャンド型では減ってしまう妨害枚数が必要なのも併せて納得です。
《恐怖を喰うもの、ヴァルガヴォス/Valgavoth, Terror Eater》型から《偉大なる統一者、アトラクサ/Atraxa, Grand Unifier》型に移行されたとのことですが、まだ試していない身でも《ヴァルガヴォス》型は異形化後の動きがかなり違うように思えます。
脅威連打のアトラクサ型か、除去から相手のリソースを自分のものにしていくヴァルガヴォス型か、みたいな……。
そのあたりは調整中に感じたものはありましたでしょうか。
ヴァルガヴォス型は【緑単信心】【イゼット・フェニックス】【ジャンド・サクリファイス】に有利を取れそうだったので検討しました。
しかし、【ジャンド・サクリファイス】が環境から少なくなり、【イゼット・フェニックス】に至っては《恐怖を喰うもの、ヴァルガヴォス/Valgavoth, Terror Eater》がそもそも場に出ないという始末でした…
あと《恐怖を喰うもの、ヴァルガヴォス/Valgavoth, Terror Eater》を出しても除去がなくてでっかい飛行絆魂で終わることも多々…
《恐怖を喰うもの、ヴァルガヴォス/Valgavoth, Terror Eater》、やっぱりでっかい飛行絆魂になるリスクがあるのがどうしてもネックですよね……。
自分もそうなりそうだなあで試さずじまいでした。
話をデッキに戻して。
今回使われた【ラクドス異形化】の良い所とは何でしょうか?
アトラクサが全てを解決してくれる。
これに尽きます。
シンプルイズストロング。
では逆に、デッキの難しい所・良くない所・デメリットはなんでしょうか?
難しい点は、アトラクサ以外の勝ち筋を把握しておくことですかね。
ほう、具体的にはどんな感じなんでしょうか。
《鏡割りの寓話/Fable of the Mirror-Breaker》と《勢団の銀行破り/Reckoner Bankbuster》を擦り倒します。
《鏡割りの寓話/Fable of the Mirror-Breaker》を使うデッキ特有の、裏面が2枚並んでコピーがマナの数だけ出てそのまま殴り勝つこともあります。
対【アゾリウス・コントロール】は《敵対するもの、オブ・ニクシリス/Ob Nixilis, the Adversary》、【イゼット・フェニックス】は《ウラブラスクの溶鉱炉/Urabrask’s Forge》も早めに場に定着すると勝ち筋になります。
やはりパイオニアパワー9は伊達ではない……!!!
《ウラブラスクの溶鉱炉/Urabrask’s Forge》は自分はまだ試したことがなかったのですが、たしかに除去で何とか盤面を抑えてロングゲームに持ち込むデッキには非常に効果的ですね!
あとは、良くない所としては【ラクドス・ミッドレンジ】よりクリーチャーが弱い……《謎の骸骨の事件/Case of the Stashed Skeleton》のスケルトン・トークンはブロックできない等があるので、殴り合いは意外とできないところですね。
相手の《税血の収穫者/Bloodtithe Harvester》が止まらない、あるあるですね。
では、そのうえで、今回【ラクドス異形化】を使われようと思った理由は何でしょうか?
予想では最大勢力の【ラクドス果敢】【アゾリウス・コントロール】に有利が取れるのがマストと思い、【ラクドス異形化】に決めました。
使用したデッキリストについて
では、具体的なデッキリストの話を伺っていこうと思います。
一般的なリストと比較した際の、今回使用されたリストの特徴や工夫した点をお教えいただけますか?
直近のリストはメインに《敵対するもの、オブ・ニクシリス/Ob Nixilis, the Adversary》が2枚で《ウラブラスクの溶鉱炉/Urabrask’s Forge》0枚が多いようでした。
メイン+サイドで枚数は同じですが、自分のリストではサイドに《敵対するもの、オブ・ニクシリス/Ob Nixilis, the Adversary》2枚、メインとサイドに《ウラブラスクの溶鉱炉/Urabrask’s Forge》を1枚ずつ取っています。
理由としては、日本は【ラクドス・ミッドレンジ】、【アゾリウス・コントロール】が一定数はいると考えて、【ラクドス・ミッドレンジ】対面でPWはあまり機能しにくいと感じました。
クロックも多いですし、《苦々しい勝利/Bitter Triumph》もありますしね。
《謎の骸骨の事件/Case of the Stashed Skeleton》があるから1枚挿しでもいいので、今の構築になっています。
あと、【イゼット・フェニックス】が他地域で勝っていたのもあって、《ウラブラスクの溶鉱炉/Urabrask’s Forge》をメインに1枚入れる決心もつきました。
《謎の骸骨の事件/Case of the Stashed Skeleton》、サイドカードもより強く使えるようになりますし、1枚刺しの価値も高まる本当に良いカードですよね。
一方で、使えるけど探したいカードがないときもけっこうあるカードかなと自分もプレイしていて思うことが多いです。
亀崎さんとして何かプレイ指針やプレイのコツとかってあったりしますでしょうか?
パイオニアだと確定サーチって結構少ないので、実は強く使おうと思うと不慣れな方も多いのかなとは。
当日は土地……《噴水港/Fountainport》、《憑依された峰/Haunted Ridge》、《変わり谷/Mutavault》が多かったです。ラウンド11の配信の時はランドを持ってきてました。
見返すと《ブレイズマイアの境界/Blazemire Verge》より《噴水港/Fountainport》の方が良かった…
あとは除去も頻度的には多いです。
ほぼないんですけど、《湧き出る源、ジェガンサ/Jegantha, the Wellspring》が場にいる時は《偉大なる統一者、アトラクサ/Atraxa, Grand Unifier》をサーチすることもあったり…
解明しておくと盤面を返すことが容易になるので、案外サーチせずに残しとくと相手は嫌な顔をしてくれることも多々あります。
調整の時は《異形化/Transmogrify》+ハンデスカードの形を取れるように、ない方を持ってくる感じが定番でした。
意外に土地持ってくるの、分かります(笑)
《噴水港/Fountainport》が選択肢に増えたのは本当に頼もしいです。
あとは、《謎の骸骨の事件/Case of the Stashed Skeleton》は結構サイドアウトすることが多かったです。
【ラクドス果敢】はブロックできないがキツイので4枚、ミッドレンジ系ミラーは2枚ほど抜きました。
ミッドレンジ対面は解明するとテンポロスする場面が多かったので抜きました。
メインは欲しいカードが決まっていることが多いので強いですが、サイド後はそれなりに枚数を入れ替えてるので自引きすることも考慮して2枚ほど減らしてました。
それ以外の対面はちゃんと攻め手になるので頼もしいです。
あとは《噴水港/Fountainport》のおかげで解明のタイミングは自分で行うことができるようになったので、もじもじしなくなったのもかなり使い易くなりました。
結構サイドアウトしてしまうカードなんですね…!
自分はあまりそういう発想がなかったので、ミッドレンジミラーでも抜いてしまうというのは驚きでした。
入れたいサイドカードが明確で、抜きたいカードが思い浮かばない時は良く抜いてました。
個人的になんにでもなるから抜いていいかという謎理論を持ってました。
では、実際プレイしてみてのリストの感触はどうでしたか?
75枚全部使って結果を残せたと思います。とても満足してます。
2マナの除去《苦々しい勝利/Bitter Triumph》を《シェオルドレッドの勅令/Sheoldred’s Edict》に1枚入れ替えるか迷っていた時に【セレズニア・カンパニー】と調整していて、布告除去だと有効的に使えなかったのでいまの構築に落ち着いたのも良かったです。
調整メンバーに感謝です。
欲しかったカードを言うなら、《紅蓮地獄/Pyroclasm》を1枚以上欲しいと感じました。
【セレズニア・カンパニー】が多くなってきたら必要と思います。
【緑単信心】をあまり見かけなくなってきたので、《絶滅の契機/Extinction Event》と入れ替えるのも視野です。
実際は《危難の道/Path of Peril》などの全体除去が欲しいですが、相棒の関係で難しい所です……。
まだまだ調整しがいのあるデッキです。
《湧き出る源、ジェガンサ/Jegantha, the Wellspring》は偉大ですが、ダブルシンボルのサイドカードが取れない!!!というのはなかなか悩ましい問題ですよね。
今回の調整期間中に《湧き出る源、ジェガンサ/Jegantha, the Wellspring》無しリストは試されたりしたのでしょうか?
《湧き出る源、ジェガンサ/Jegantha, the Wellspring》不採用にして採用するサイド候補は《虚空の力線/Leyline of the Void》がありました。
《虚空の力線/Leyline of the Void》はいわゆる力線キープ/力線マリガンがミッドレンジという安定を求めるデッキに合わないと思い、不採用になりました。
ここの部分は好き嫌いが出てくる所だったので難しかったです。
テンポロスがないのも魅力でしたが…
……では最後に、デッキのベストカードがあれば教えてください!
《偉大なる統一者、アトラクサ/Atraxa, Grand Unifier》です。
何度も窮地を救ってもらいました。
実際は《異形化/Transmogrify》から出ることがほとんどなんですが、《湧き出る源、ジェガンサ/Jegantha, the Wellspring》や宝物から色を出して手札からキャストすることも多々ありました。
なので、《異形化/Transmogrify》でなく《偉大なる統一者、アトラクサ/Atraxa, Grand Unifier》になります!!
パイオニアの踏み倒しデッキの華!
特に【ラクドス異形化】はカード・タイプが散っていることもあり、回収効率が非常に高い点も他の踏み倒しデッキとの差別点ですね!
今回のイベント
では今回のイベント……チャンピオンズカップファイナル・シーズン3サイクル1ですが、率直な感想はどうでしたか?
とても楽しかったです。
やはり勝ったというのも大きいですが、いつも熊本で遊んでいる仲間や調整メンバーがそれぞれファイナルで勝てていたので本当に良かったです。
1年前の常滑で0-3卓であたった調整メンバーと今回は4-0卓であたった時は感動しました。
調整メンバーさんとお互い上位卓で当たることが出来るのはとてもうれしい体験ですね!
ちなみに、今回のイベントでのベストバウトは何だったでしょうか?
やはり準決勝のアサノさんとの3本目です。
いままでのマジック人生でとても考えさせられる対戦でした。
(第3ゲーム開始時から上のURLは始まります。)
お互いに1ゲームずつ取って迎えた3ゲーム目、亀崎さんの対戦相手・浅野さんはお互いに1マリガン。
亀崎さんは1マリガンでキープ。
浅野さんの1マリガン後の手札は、《思考囲い/Thoughtseize》《シェオルドレッドの勅令/Sheoldred’s Edict》《絶望招来/Invoke Despair》を擁する十分パワーのあるものだったが、《変わり谷/Mutavault》2枚があることを嫌ってか浅野さんはこれを捨ててダブルマリガン。
しかしダブルマリガン後の手札も芳しくなく、まさかのトリプルマリガンで浅野さんはゲームを始めることになる。
そして、浅野さんは土地2枚と《勢団の銀行破り/Reckoner Bankbuster》《強迫/Duress》で始まった第3ゲーム。
先手の浅野さんは《強迫/Duress》で亀崎選手の《思考囲い/Thoughtseize》を抜き、亀崎選手の初動を弾く。
そして2ターン目に設置した《勢団の銀行破り/Reckoner Bankbuster》から、3ターン目の《勢団の銀行破り/Reckoner Bankbuster》起動後に浅野さんが唱えたのは――まさかの2枚目の《強迫/Duress》。
亀崎さんは頼みの綱の《鏡割りの寓話/Fable of the Mirror-Breaker》を抜かれてしまい……
見返すと自分ならキープするかもと思っていた所を、マリガンして理想的な手札を探しにいったのを見た時は覚悟の差を感じました。
負けた時は「マジックの女神に見放されたか…」と思っていました。
ですが、あれはアサノさんの胆力だなと見返すたび思い直しています。
これだからマジックはやめられない、面白いんだと感じました。
浅野さんのトリプルマリガンからの闘志の籠った全力プレイの連続、配信を見ていて自分も鳥肌が立ちました。
正面で対峙されていた亀崎さんの感じられていたプレッシャーはいかほどのものだったかと思います。
ですがそれで負けてしまった後でも「これだからマジックは面白い」というコメントが出てこられるのも、また亀崎さんが競技マジックを楽しまれている方であり、闘志を忘れていない方だからこそなのかなと、お話を伺って感じました!
逆に、今回のイベントでの反省点や、次の舞台までに改善したい点ってありますか?
お恥ずかしい限りなんですが、靴ズレを起こしてしまい1日目の終わりにドンキーホーテにスリッパを買いに行きました……。
慣れない靴で遠征するのはやはり危険でした……
プロツアーシカゴでは、万全にしていきたいです。
遠征で靴に反逆されるの、ままありますからね(笑)
最後に~ラクドス異形化使いへのエールと今後について~
では、最後のご質問パートになります。
今回の亀崎さんの結果を受けて、【ラクドス異形化】を使ってみよう、使い続けようと思う方もいらっしゃるのではと思います。
亀崎さんから、そんな方々へのアドバイスやエールをお願いします!
このデッキは1発逆転のある大味デッキでもあり、細かいやりとりで優位を取るミッドレンジデッキでもあります。
1度で2度美味しいと言うと大げさですが、とても楽しいデッキです。
ハンデス+異形化が黄金パターンです!!! ハンデスで絶望することも多々ですが……
デッキから出す系のコンボはハンドにあると回らないことがありますが、このデッキは相棒の《湧き出る源、ジェガンサ/Jegantha, the Wellspring》によりキャストできる保証付きです。
ぜひ使ってみてください!
ありがとうございます!
では最後に、次の舞台にむけての意気込みをお願いします!
初プロツアーはドキドキです。
以前プロツアーに行ったチームメンバーに色々話を聞いて迎えたいと思っています。
目標は2日目進出です。
ドラフトはあまりしてこなかったので、チームメンバーの力を借りて頑張ります!
応援よろしくお願いします。
ぜひ、2日目進出に向けて頑張ってください!
おわりに
今回のインタビューで初めてお話をした亀崎さん。
これまでお話を伺ったプレイヤーさんたちがデッキ選択に紆余曲折を経ていたなかで、冷静な目線で早期にデッキを選択し、見事スイス1位通過の好成績を残されたというのは、まさしく「巧者」であったと思います。
異形化の細かいプレイについてもお伺いさせていただきましたが、非常に明瞭な回答をいただき、異形化を使いたい方・使っている方にとっても有益な記事に出来たのではないでしょうか?
そして、準決勝での劇的な敗北についての感想に、「マジックはこれだから面白い」というお言葉が出てきたのは素直に驚きました。
インタビュー中でも触れましたが、それは競技の最前線に挑戦し続けているプレイヤーさんだからこそのお言葉なのかなとも思います。
自分も見習いたい、いつかその境地に至りたいと感じさせられたひとことでした。
改めて亀崎さん、ありがとうございました!
次回予告と宣伝
第3回となりました「巧者に訊く」CCF特集、いかがでしたでしょうか?
そして!CCF特集はいよいよ最終回。
優勝の小笠原智明さんへのインタビューとなります!!!
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「この方の話を聞きたい!」「このデッキの話を聞きたい!」などありましたら、#巧者に訊く や引用RT、お問い合わせフォームからお教えいただけますと非常に参考になります!
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