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【MtGパイオニア】MOM環境初期の気になるデッキまとめてみた!~4月第3週のパイオニアデッキリストを見る配信~【Pioneer Decklist Check】

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『機械兵団の進軍(MOM)』がMOでも実装!!!
ということで2023年4月第3週のパイオニアのデッキリストをチェックして、気になるデッキをまとめてみました!

マジック:ザ・ギャザリング ファイレクシア:完全なる統一セット・ブースター 英語版 30パック入 D11300000 MTG トレカ ウィザーズ・オブ・ザ・コースト D11300000
※Amazon.co.jpでの発売前ご予約分に限り特典付きとなります。 『ファイレクシア:完全なる統一』セット・ブースターにはマジックのカード12枚とアート・カード1枚、トークンまたは広告カード、 あるいは「ザ・リスト」のカード(マジックの...
マジック:ザ・ギャザリング 兄弟戦争セット・ブースター 英語版 (BOX) 30パック入 D03110000 MTG トレカ ウィザーズ・オブ・ザ・コースト D03110003
ブラザーズウォーセットブースターボックスには、ブラザーズウォーセットブースターが30個入っています。 各セットブースターには、マジックカード12枚、アートカード1枚、「The List」からのトークン/広告カード1枚、カード1枚が含まれます...

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面白かったデッキリスト

緑単信心

MOM最初の主役は【緑単信心】!

新カード《ポルクラノスの再誕/Polukranos Reborn》《イコリアへの侵攻/Invasion of Ikoria》《イクサランへの侵攻/Invasion of Ixalan》を採用したリストが、4/22のChallengeで優勝しています。

《ポルクラノスの再誕/Polukranos Reborn》は2種目の3マナ緑トリプルシングルクリーチャー。
4/5のスタッツは攻守ともに優秀。
そして6マナ+2点(白Φマナ)で変身すれば、ライフリソースも稼げるフィニッシャーになります。

別日の入賞リストでは、3枚で試しているリストも。
ただ、緑単信心のフリースペースは3~4枚しかないので、このリストでは4枚をバトルと分け合った形ですね。

《イクサランへの侵攻/Invasion of Ixalan》は、《ニッサの誓い/Oath of Nissa》と似た効果を持った2マナのバトル。
《ニッサの誓い/Oath of Nissa》との違いとしては、掘れるライブラリーの枚数と拾えるパーマネント種の違いですね。
《イクサランへの侵攻/Invasion of Ixalan》は5枚掘ってパーマネントなら何でもOK、
《ニッサの誓い/Oath of Nissa》は3枚掘ってエンチャント・アーティファクト以外のパーマネントならOKです。
とはいえ1マナの軽さは替えが効かないため、《イクサランへの侵攻/Invasion of Ixalan》が完全な上位互換にはなるわけではなさそうな雰囲気はありますが、エンチャントを拾えるのは《ニッサの誓い/Oath of Nissa》とは大きな違いです。

《イコリアへの侵攻/Invasion of Ikoria》は墓地も対象に取れる代わりに、緑1マナ重くなった&人間以外と制限がついた《緑の太陽の頂点/Green Sun’s Zenith》。
5マナで緑トリプルシンボル組をサーチして信心を増やしたり、ある程度信心が増えた状態なら7マナで《茨の騎兵/Cavalier of Thorns》追加、と意外と器用な動きが出来そうなのがいいですね。
守備値6はやや重く、それならライフを詰めた方が速い説もありますが、裏面の《イコリアの頂点、ジローサ/Zilortha, Apex of Ikoria》スーパートランプルを付与するため、実質《精霊への挑戦/Brave the Elements》

採用枚数は少ないですが、どちらのバトルもしっかりと存在感を放っていますね。

緑単信心(世界樹への奉納型)

一方で、既存のデッキリストから大きく変更を加えたリストも。
それが、4/22 Challengeで26位に入賞した、新カード《世界樹への貢納/Tribute to the World Tree》を3枚採用したリストです。
他にもMOM新カード《ポルクラノスの再誕/Polukranos Reborn》、あまり緑単信心では採用されなかった《沈黙を破る者、スラーン/Thrun, Breaker of Silence》の姿も。
《スラーン》は環境初期のアゾコン警戒かもしれない

強力なドローソースかつ信心源になる《世界樹への貢納/Tribute to the World Tree》を入れる代わりに、《狼柳の安息所/Wolfwillow Haven》が抜けています。
確かに、1→3を重視する緑単信心ではややテンポが悪い2マナ、そして後引きをあまりしたくない性能は、固定化していたリストの中では真っ先に再検討されるべきポジションかもしれません。

また強いエンチャントが増えたことで、《イクサランへの侵攻/Invasion of Ixalan》のETBの強みエンチャントが拾えることを生かせるのもいいですね。
とはいえ《ニッサの誓い/Oath of Nissa》の1マナは替えが効かないので(ry

久しぶりにメインボードに大きな変化が見られた【緑単信心】。
今後の動きに注目したいところです。

ディミーア・ローグ

実はONE最終環境でもじわじわ勢力を伸ばしていた【ディミーア・ローグ】が、Preriminary・Challegeともに複数入賞!

やはりあんちゃん 高橋優太選手こと《フェアリーの黒幕/Faerie Mastermind》の追加が大きいだけでなく、コンボ環境に寄ったことでクロック・パーミッションの立ち位置が良くなっているのもありそう。
特に【新生化アトラクサ】相手には、《湖での水難/Drown in the Loch》《夜鷲のあさり屋/Nighthawk Scavenger》は非常に強く使えます。
また、《夜鷲のあさり屋/Nighthawk Scavenger》は、同じくコンボ狩りで一定アグロがいる環境だと絆魂と高スタッツがありがたいですね。

4/22のChallengeで6位入賞したこちらのリストは、《フェアリーの黒幕/Faerie Mastermind》のドロー能力を生かして、《黙示録、シェオルドレッド/Sheoldred, the Apocalypse》がメインに2枚採用されています。
お前もドローしていいぜ!まあそっちは2点喰らうしこっちは2枚引いて4点ゲインするけどな!!!

このシナジーを重視しているのか、他の【ディミーア・ローグ】のリストでは2枚が多かった《フェアリーの黒幕/Faerie Mastermind》が3枚になっています。

他のドローエンジンとしては《漆月魁渡/Kaito Shizuki》の姿も。

パイオニア以下でも活躍していると噂の《フェアリーの黒幕/Faerie Mastermind》
パイオニアでも羽ばたいてくれそうですね!

グリクシス異形化

様々な形で《偉大なる統一者、アトラクサ/Atraxa, Grand Unifier》が出されている今日この頃のパイオニア。
《新生化/Neoform》《不屈の独創力/Indomitable Creativity》、そして《異形化/Transmogrify》

最近は《不屈の独創力/Indomitable Creativity》型が流行していましたが、ここに来て新しい形の《異形化/Transmogrify》型が出てきました。
それがこちらの【グリクシス異形化】です。

黒が入ったことでハンデスと除去が使えるようになったのが大きいですね。
相手の重要パーツや打消しを弾き、アグロ・ミッドレンジの致命的なクリーチャーを止めながらじっくり《異形化/Transmogrify》をキメられます。

サイドボードには《敵対するもの、オブ・ニクシリス/Ob Nixilis, the Adversary》も入っており、《サメ台風/Shark Typhoon》や《鏡割りの寓話/Fable of the Mirror-Breaker》のトークンを活用してのハンデス戦略も取れます。

ジャンド、ミッドレンジとも異なる強みを持っているグリクシス型。
新たなアトラクサデッキの形として定着するでしょうか?

グルール・ビークルズ/グルール機体

【グルール・ビークルズ(グルール機体)】が《領事の旗艦、スカイソブリン/Skysovereign, Consul Flagship》を捨てて新たな乗り物を見つけてきました。
恐竜です。

4/23のChallengeで8位入賞したのが、こちらの《古の放漫トカゲ/Ancient Imperiosaur》入りのリスト。

召集を持ち、召集でタップしたクリーチャー×2の+1/+1カウンターが乗って出てくるファッティですが、《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves》《エルフの神秘家/Elvish Mystic》《恋煩いの野獣/Lovestruck Beast》のトークンといった1マナクリーチャーに、《エシカの戦車/Esika’s Chariot》の猫トークンと、意外と盤面が並ぶのが【グルール・ビークルズ】。

そしてやや大きめのクリーチャーを出されると膠着しがちなのも【グルール・ビークルズ】です。

しかし恐竜にみんなで乗れば(※召集タップ)、なんかめちゃくちゃなサイズのクリーチャーが出てきて世界が滅びます。
ちゃんとトランプルを持っているのもえらい!

《領事の旗艦、スカイソブリン/Skysovereign, Consul Flagship》も優秀なフライヤーではありますが、3点砲が心もとない場面もあるのと、結局《茨の騎兵/Cavalier of Thorns》で止まったり、《サメ台風/Shark Typhoon》トークンで時間を稼がれてしまう……と、引っかかる点が無いわけではありませんでした。

その点をばかでかさとトランプルで補える《古の放漫トカゲ/Ancient Imperiosaur》
今後、主流リストになるか気になる所です。

5Cニヴ=ミゼット~バトル添え~

最近は白日オムナスに押され気味だった5Cニヴ=ミゼットが久々にPreliminaryランクイン。
早速MOMの新要素「バトル」が7枚も採用されています!

採用されているのは《アズゴルへの侵攻/Invasion of Azgol》《エルガモンへの侵攻/Invasion of Ergamon》の2種類。

サクリファイスの《アズゴルへの侵攻/Invasion of Azgol》、マナ加速とルーティングの《エルガモンへの侵攻/Invasion of Ergamon》と、2マナと軽く、後半引いてもある程度役目があるバトルが選ばれていますね。
もちろん2色なので《ニヴ=ミゼット再誕/Niv-Mizzet Reborn》での回収もばっちりです。

また、バトルや《創造の座、オムナス/Omnath, Locus of Creation》《ニヴ=ミゼット再誕/Niv-Mizzet Reborn》のETB効果を増やせるようにか、《機械の母、エリシュ・ノーン/Elesh Norn, Mother of Machines》も採用されていますね。
白日オムナスの要素からの輸入要素とも言えます。

他にも2色のバトルは多く、まだまだ研究の余地がありそうです。

アゾリウス・スピリット w/エラントとジアーダ

自分が気になっていたそして能力を勘違いしていた《エラントとジアーダ/Errant and Giada》をサイドに入れた【アゾリウス・スピリット】が4/23のChallenge14位にランクイン!

メインボードの段階からやや打消しを減らしており、サイド後に《エラントとジアーダ》でリソースを稼ぎながら、コンスタントにクリーチャーを展開するビートダウン寄りのプランに出来るようにしているのが伺えますね。

また、他の【アゾリウス・スピリット】でもトレンドだったのですが、アグロ対策か《残骸の漂着/Settle the Wreckage》の姿も。
フルパワーで突っ込んでくる【アタルカ・レッド】【白単人間】系には刺さりそうですね。

ちょっと面白いサイド採用カードだと、《腹背+面従/Failure+Comply》。
スタック上の呪文をバウンスするインスタントと、次ターンまでのキャスト封印のソーサリーの余波分割呪文ですね。
コンボ系デッキに対しては大きく勢いを削ぎ、殴り切れる可能性を上げます。
呪文バウンスなので、《至高の評決/Supreme Verdict》対策にもなっているのも◎。

正直勢力としては小さいデッキなのですが、侮れませんよ!

ジェスカイ隆盛 w/ローナ

以前Twitterで紹介したのとはまた別の形の、《侵攻の伝令、ローナ/Rona, Herald of Invasion》と《撤回のらせん/Retraction Helix》のコンビを使った無限コンボがPreriminaryで入賞していました!

《ジェスカイの隆盛/Jeskai Ascendancy》+クリーチャー+《撤回のらせん/Retraction Helix》《モックス・アンバー/Mox Amber》無限キャスト&無限マナ&無限バウンス&無限パンプ

そうなったらもう相手のブロッカーを全てバウンスして、デカブツを叩き込んでWINです。
よくMOで時間間に合ったな……

《ジェスカイの隆盛》が無い時は、《崇高な工匠、サヒーリ/Saheeli, Sublime Artificer》を絡めて無限構築物トークン&《サヒーリ》にバウンス先を変えることで、トークンを無限にクリーチャーorアーティファクトのコピー。

ここで、《ミシュラの研究机/Mishra’s Research Desk》のコピーに構築物トークンを変えることで、デッキを全て疑似ドローして、《ジェスカイの隆盛》を探せます。キャストに白マナ1つが必須なのは注意ですが。
(《エムリー》は《研究机》へのアクセスが出来るため、《エムリー》でもOK)

《侵攻の伝令、ローナ/Rona, Herald of Invasion》+《撤回のらせん》+《モックス・アンバー》無限ルーティングでも、《ジェスカイの隆盛》が探せますね。

また小テクとしては、《ミシュラの研究机/Mishra’s Research Desk》は「蘇生」=「このカードをあなたの墓地から戦場に戻す。それは速攻を得る。(以下略))」を持っているため、《ジェスカイの隆盛》状態で、蘇生した《研究机》を《サヒーリ》でクリーチャーのコピーにして《撤回のらせん》を撃てば、なんか速攻があるので次のターンを待たずにコンボ始動が出来ます。

久しぶりに《ジェスカイの隆盛/Jeskai Ascendancy》を使いたい方、いかがでしょうか?

(自分一人だと読み解けなかったのでぞんびさんに解説してもらいました、ありがとうございます!)

まとめ

今週もいかがでしたでしょうか?

毎週火曜日前後の21時から、Youtubeチャンネルにてこの記事の下になっている「デッキリストを見る配信」をしています。
MOイベントを中心に、パイオニアのデッキリストを見ながらあれこれ話しています。
ぜひ、配信の方もよろしくお願いします!

それでは、また!

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