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【MtGパイオニア】3月第3週のパイオニアデッキリストを見る配信【Pioneer Decklist Check】

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「プロツアーファイレクシア」が2月17日~19日に開催!

ということで、プロツアーで優秀な成績を納めたデッキリストについてみていきました!

マジック:ザ・ギャザリング ファイレクシア:完全なる統一セット・ブースター 英語版 30パック入 D11300000 MTG トレカ ウィザーズ・オブ・ザ・コースト D11300000
※Amazon.co.jpでの発売前ご予約分に限り特典付きとなります。 『ファイレクシア:完全なる統一』セット・ブースターにはマジックのカード12枚とアート・カード1枚、トークンまたは広告カード、 あるいは「ザ・リスト」のカード(マジックの...
マジック:ザ・ギャザリング 兄弟戦争セット・ブースター 英語版 (BOX) 30パック入 D03110000 MTG トレカ ウィザーズ・オブ・ザ・コースト D03110003
ブラザーズウォーセットブースターボックスには、ブラザーズウォーセットブースターが30個入っています。 各セットブースターには、マジックカード12枚、アートカード1枚、「The List」からのトークン/広告カード1枚、カード1枚が含まれます...

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配信で使ったページ

配信まとめのメモ書き

※配信で書いたメモほぼそのままなので、カード名などは通称です

・アブザン・パルヘリオン多くね???
 >12イベント21名入賞
 >うち昂揚型が16名→脂牙を回収しやすいのが偉そう

・白日オムナス定着したかも
 >12イベント8名入賞

・ラクドス・ミッドレンジちょっと減っているかもしれない
 >3/11 Challenge 7名 3/12 Showcase Challenge 4名

・ラクドスサクリファイスが増えた Showcase Challenge1位!
>Showcase1位リストは《血の裏切り》《踊り食い》を1枚ずつ採用 丸さを重視
>躍進の理由
→コントロールにある程度耐性があるため?
 アブパルは紛争プッシュで何とかしているのか?
 ロータス・白日オムナスは辛そう アトラクサ・独創力は逆に楽そう

・アグロが若干復権したね(ただPreliminaryレベル)
>赤単(バーン、カルド―サめいたもの)とか白単人間(骨化型)とかアゾリウス兵士とか

・今後は墓地対策が増えそう RIPを入れられる白デッキの有利性?
 >そうしてアブパルが減ると環境が低速にやや振れるのではないか
  そうすると今度は踏み倒しのガードが落ちて異形化・新生化系列が流行?
 >あるいはコントロールの優位性が高まってコンボが大人しくなる→ラクドス再興?

 
 

面白かったデッキリスト

アブザン・パルヘリオン(昂揚型)

《発生の器》《ウルヴェンワルド横断》を採用した、昂揚シナジーを取り入れたアブザン・パルヘリオンです。
これまでも、《ウルヴェンワルド横断》のみは時々採用されていたのですが、《発生の器》まで入れて昂揚シナジーに振り切るのは、これまでにない動きです。

3月第3週は、非常にアブザン・パルヘリオンが好調で、12イベント21名入賞、競技イベントへの参加権が掛かった高レベルな大会・Showcase Challengeにも3名がトップ32に入賞していたのですが、そのうち16名が昂揚型を選択しています。

《発生の器》は、「戦場に置いておける《忌まわしい回収》」とも言えるカードで、1マナ設置からの最速ムーブを狙えるのはもちろんのこと、どうしてもソーサリータイミングの動きが多く、またマナカーブの偏りからマナが余りやすいこのデッキの隙間を、インスタントタイミングで使える起動能力で埋めてくれます。

他のカードも、昂揚シナジーを取り入れるにあたって細かく変わっており、カード・タイプカウントを稼げ、かつ手札を捨てる手段として《屑鉄造りの雑種犬》《ヴェールのリリアナ》が採用されています。

昂揚シナジーの採用理由としては、よりコンボの確度を上げるため、《大牙勢団の総長、脂牙》を手札に加えられる手段を増やしたいというのが大きいでしょう。
実際、「《屑鉄造りの雑種犬》《ラフィーンの密通者》でのルーティング」「昂揚達成の《ウルヴェンワルド横断》でのサーチ」「《発生の器》《忌まわしい回収》での切削&回収」「《未練残り》でのリアニメイト」と、昂揚シナジーを入れることでかなりアクセス機会が増えているのが分かります。

今後の活躍にも期待したい新機軸のリストですが、墓地対策へのどうしようもない弱さを抱えているのがパルヘリオンというデッキ。
置物には触れる色なものの、やはり墓地対策が増えると立ち位置が悪くなります。
しかし、墓地対策が厚くなると、今度は別のコンボが走り出し……というのが、これまでもあったパイオニアメタゲームの動き。
今週のアブザン・パルヘリオンの隆盛も、今後のメタゲームに影響を与えそうです。

ラクドス・サクリファイス

ラクドス・サクリファイスも、パルヘリオンほどデッキ使用数はないものの、確かな結果を残しています。

その代表が、Showcase Challengeで優勝したlevunga21氏のラクドス・サクリファイス。
《忘れられた神々の僧侶》の採用が特徴的です。

先週号のゴルガリ・サクリファイス特集でも触れましたが、《忘れられた神々の僧侶》は定着すればアドバンテージ差をどんどんと付けてくれる強力なカード。
《大釜の使い魔》《致命的な一押し》を1枚ずつ減らしてまでも入れられていることから、作者の信頼度の高さが伺えます。
実際、Shoease ChallengeのSEではミラーマッチを踏んで見事勝利。
勝敗を分けた1枚……だったかもしれません。

また、その他の細かい部分も、

・メインから無制限コントロール奪取《血の裏切り》採用&サイドでも採用
・メインから無制限生物&PW除去の《踊り食い》採用
・ハンデスを全てサイドに落とし、メインは自分の動き特化

……と、非常に丁寧な調整が伺えます。
ぜひ、直接デッキリストを見て、完成度の高さを感じていただきたいです!

【おまけ】ネオ剥ぎラクサ

ネオフォーム魂剥ぎアトラクサ!?!?!?!?!?!?

これについてはちょっと別の記事で語りたいと思います。すごい美しいデッキなんよ。

今週もいかがでしたでしょうか?

毎週火曜日前後の21時から、Youtubeチャンネルにて「デッキリストを見る配信」をしています。
MOイベントを中心に、パイオニアのデッキリストを見ながらあれこれ話しています。
ぜひ、配信の方もよろしくお願いします!

それでは、また!

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