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【MTGAイニストラード構築】めちゃくちゃ面白かったのでざっくりデッキ紹介!【MTGAISD】

MTGA

眞白井エイドです。

突然ですが、皆さんは【MTGAイニストラード限定構築】をご存じでしょうか?

…………

おそらく知らない方が多いかと思います。
なぜならこのフォーマット、つい今月に生まれたばかりだからです。

MTGAに実装されており、かつ次元「イニストラード」を舞台にした7エキスパンションで収録されたカードが使えるこのフォーマット。

めっちゃ面白いです。

その魅力の一端は、先日MTGA有志大会「まじ☆すと」主体で行われたイベント『イニストラードチャンピオンシップ』を見れば分かるはず!
(配信担当させていただきました)

DAY1

DAY2

新旧のイニストラードの強力なカードが揃い、時を超えた部族シナジー、令和パワーで完成したアーキタイプ、人気カードをメインに据えたロマンデッキ……と、非常に多様なデッキが揃い、それぞれの実力が上手く拮抗した良環境だったりします。

ということで、なんか定例企画になりそうな雰囲気もあるので、ざっくりイベント準拠でのMTGAイニストラード構築(以下、MTGAISD構築)の環境を解説をしたいと思います。

なお、筆者は最新のイニストラード2エキスパンション以外のカードには明るくないため、カード評価のブレやカード紹介不足が大いにあることをご了承ください。

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MTGAISD構築を知ろう!

カードプールについて

MTGAには、現在「イニストラード:真夜中の狩り(MID)」「イニストラード:真紅の契り(VOW)」の全カードと、イニストラードを覆う影リマスターで収録された「イニストラードを覆う影(SOI)」「異界月(ERM)」の大多数のカード、イニストラードを覆う影リマスターの特殊枠「過去の影」で実装された「イニストラード」「闇の隆盛」「アヴァシンの帰還」の一部カード、

そして不法入国ホライゾンとジャンプスタートで実装していたカード、別エキスパンションでの再録カードがあります
具体的には下のURLのカード達。

土地基盤は「ドミナリア」収録のチェックランドで補強されており、《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》《地獄乗り/Hellrider》《ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil》《修復の天使/Restoration Angel》と、構築実績もあるカードが並んでいます。

《サリアの副官/Thalia’s Lieutenant》《墓所破り/Cryptbreaker》といった部族シナジーを支えるカードも。

これらのカードが使えることにより、かなり幅広い戦略の取れるフォーマットになっているわけです。

主なデッキたち

では、そんなカードプールでどんなデッキが組めるのでしょうか?
すべては紹介しきれませんが、イベント『イニストラードチャンピオンシップ』でも活躍したデッキを中心に紹介していきたいと思います。

白緑人間

イニストラードには、ゾンビ、スピリット、吸血鬼、天使、デビル・デーモン、天使と非常に多様な部族が住んでいます。
ではその中で最強の部族はなんでしょう?そう、人間ですね。(ノータイム)

このFTだいすき

最新エキスパンション「機械兵団の進軍」で、ファイレクシアンたちをサイドストーリーで一般市民も絡めて討伐していたことも記憶に新しい人間たち。

提供:ぞんびさん

ということで、現在も人間デッキで現役のカード達が揃います。

パイオニアで今なお活躍中の《有望な信徒/Hopeful Initiate》《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》《輝かしい聖戦士、エーデリン/Adeline, Resplendent Cathar》《粗暴な聖戦士/Brutal Cathar》

構築実績は薄いものの、収録エキスパンションに居なかった強力な人間が揃うことで本領を発揮する《ドーンハルトの主導者、カティルダ/Katilda, Dawnhart Prime》《光の勇者、シガルダ/Sigarda, Champion of Light》《優雅な鷺の勇者/Heron’s Grace Champion》

そして人間を最強種族たらしめる《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》《サリアの副官/Thalia’s Lieutenant》

また、《石の宣告/Declaration in Stone》《無私の霊魂/Selfless Spirit》《修復の天使/Restoration Angel》といった白の強力なカードを採用できるのも魅力的です。
特に《無私の霊魂/Selfless Spirit》は、サイドからの全体除去対策、そして貴重な飛行クロックとして非常に有効ですね。スピリット贔屓じゃないぞ

MTGAISD環境では最高速のアグロとして、環境に強い影響力を与えています。

赤緑狼男

そんな人間の敵といえば、狼男たち。
「MID」で人間たちが昼を取り戻すための収穫祭をしっちゃかめっちゃかにしたのが印象深いですね。
まあ一番悪いのオリヴィアなんだけど

そんな狼男たちですが、歴代スタンダードではぶっちゃけ不遇の身でした。
旧イニストラードでは序盤の軽量カードに恵まれず、「MID」ではロードや支援カードに恵まれず……どのエキスパンションでも、絶妙にカードが足りなかったのです。

ということは?
そう、合体すれば最強ということですね。

10年以上の時を超えて、歴代の狼男オールスターズが揃ったMTGAISD構築の狼男デッキ。
その実力は、『イニストラードチャンピオンシップ』でBO1ラウンド6Rで5-1したことからもうかがえます。

序盤は令和の狼男、《ケッシグの自然主義者/Kessig Naturalist》《無謀な嵐探し/Reckless Stormseeker》《群れ率いの人狼/Werewolf Pack Leader》が支え、

ロードは《アヴァブルックの町長/Mayor of Avabruck》《常なる狼/Immerwolf》《夜群れの伏兵/Nightpack Ambusher》と12枚体制。

令和の強力な狼男シナジーカード、《不吉な首領、トヴォラー/Tovolar, Dire Overlord》もデッキの中核を成します。

そして中~後半戦は《高原の狩りの達人/Huntmaster of the Fells》《爪の群れのウルリッチ/Ulrich of the Krallenhorde》といった往年のモダンでも活躍した面々が牙を剥きます。
重いカードを増やしていいなら令和パワーの《アヴァブルックの世話人/Avabruck Caretaker》《トヴォラーの猟匠/Tovolar’s Huntmaster》も。

支援カードも、《月霧/Moonmist》《月夜の狩り/Moonlight Hunt》《吠え群れの復活/Howlpack Resurgence》、昼夜シナジーも含めれば《月の憤怒獣の切りつけ/Moonrager’s Slash》と充実。
特に《月霧/Moonmist》は、アグロデッキの攻撃をいなして返しに勝てる札でもあるので、まさしく人間の敵になっていますね。

また、『イニストラードチャンピオンシップ』で採用されていた《不機嫌な一匹狼/Ill-Tempered Loner》は、MTAISD環境最強の除去の一角、《家の焼き払い/Burn Down the House》へのアンチカードとしても強力です。

新旧含めたイニストラードらしさと、ビートダウンとしての強さを兼ね備えた名デッキと言えるでしょう。

黒赤吸血鬼

イニストラードの支配階級、吸血鬼も負けていません。

「SOI」「EMN」の中心メカニズム「マッドネス」を手に入れたことで、「VOW」期とは比べ物にならないくらい強化されています。
「VOW」ではルーティング以上の価値があまりなかった血トークンが、マッドネスの誘発手段として最高の相性を誇っているためです。

こちらも序盤戦は《ヴォルダーレンの美食家/Voldaren Epicure》《税血の収穫者/Bloodtithe Harvester》《ヴォルダーレンの投血士/Voldaren Bloodcaster》《血に飢えた敵対者/Bloodthirsty Adversary》《ファルケンラスの闘技士/Falkenrath Pit Fighter》といった令和の面々で支え、

ロードは、先制攻撃付与でがっちり盤面を取れる《流城の隊長/Stromkirk Captain》、+1/+1カウンターをばらまけることで実質ロードの《吸血鬼の社交家/Vampire Socialite》、白も絡めれば《魅せられた花婿、エドガー/Edgar, Charmed Groom》と12枚体制。
(ちなみに白は《ヴォルダーレンの居城/Voldaren Estate》で出るぞ)

速攻付与の《戦争に向かう者、オリヴィア/Olivia, Mobilized for War》、コントロール奪取の《威圧する吸血鬼/Dominating Vampire》、疑似ドローが出来る《ヴォルダーレンの末裔、フロリアン/Florian, Voldaren Scion》、バーンで最後のライフを詰められる《面汚しの乙女、エインジー/Anje, Maid of Dishonor》と、個性的な面々も。

マッドネスカードは、令和の吸血鬼たちをマッドネス持ちに変える《ファルケンラスの過食者/Falkenrath Gorger》、実質《稲妻》の《血管の施し/Alms of the Vein》《癇しゃく/Fiery Temper》と、こちらも強力。

特に、《血管の施し/Alms of the Vein》《癇しゃく/Fiery Temper》は、吸血鬼の採用を薄くし、バーンに特化した【黒赤バーン】が成立するほどの強カードです。

提供:ねこすけさん

また、優秀な軽量吸血鬼たちをアグロのパーツとして捉え、横並びして最後に《地獄乗り/Hellrider》で締める【黒赤アグロ】といった変形も。

どの戦略に特化するか、マナカーブの頂点をどこに置くかでデッキのスタイルが変わる、面白いアーキタイプです。

青黒/黒白ゾンビ

イニストラードの顔として忘れてはいけないのがゾンビたち。

令和のカードがデッキを大幅強化していたこれまでのデッキと異なり、こちらは昔のカードたちがデッキの屋台骨になっています。

ゾンビらしい高い復帰性能を持つ《無情な死者/Relentless Dead》《秘蔵の縫合体/Prized Amalgam》《改良された縫い翼/Advanced Stitchwing》、ファッティとして強力な《戦墓の巨人/Diregraf Colossus》、死亡でもライフを詰めるロード《戦墓の隊長/Diregraf Captain》、ドローソースの《墓所破り/Cryptbreaker》。そして《最後の望み、リリアナ/Liliana, the Last Hope》

除去の少ないMTGAISD環境では、PWは特に強力です。

令和のゾンビたちも、ロードの《縫込み刃のスカーブ/Bladestitched Skaab》、貴重なPW除去《墓の肉裂き/Graf Reaver》、リソース回復源の《スレイベンの大グール/Archghoul of Thraben》、切削と回収を一手に担う《アンデッドの執事/Undead Butler》と負けていません。

また、白を絡めることで、環境の強力な除去の一つ《忘却の儀式/Rite of Oblivion》を上手く使えるようにしたデッキもあります。

提供:ぞんびさん

全体除去が一定あるMTGAISD環境では、除去耐性という点で他のクリーチャーデッキとは一線を画すゾンビデッキ、こちらも魅力的なデッキです!

リアニメイト

容易く死者が墓地から蘇る次元、イニストラード。

強力なリアニメイト呪文《掘葬の儀式/Unburial Rites》、そして釣り先として《グリセルブランド/Griselbrand》という格好のカードがあり、墓地に落とす手段も豊富。

『イニストラードチャンピオンシップ』でも、多くのリアニメイトデッキが見られました。

提供:色狂いゆかり(ふじつきかごめ)さん

標準的なのは黒白に赤をタッチし、血トークンでのルーティングや《信仰無き物あさり/Faithless Looting》を使えるようにした【マルドゥリアニメイト】

やはり禁止経験のあるカード、デッキ掘り性能は他の追随を許しません。

また、マナベースの安定だけでなく、ルーティング手段としても活躍できる《セレスタス/The Celestus》も旧イニストラード当時は無かった重要なパーツです。
おまけの1点のライフゲインも、ライフ消耗が激しいMTGAISD環境では馬鹿に出来ません!
『イニストラードチャンピオンシップ』での対戦では、なんと19点ゲインした試合も。

《ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil》は、どの忠誠度能力も強力かつ噛み合いが良い!
MTGAISD環境ではPWが定着しやすいため、奥義も十分視野に入ります。

《墓地の侵入者/Graveyard Trespasser》は、墓地活用の多いMTGAISD環境でメインの墓地対策として重要な一枚。
ミラーも見つつ、除去で除けた相手のクリーチャーを食べてライフを詰めます。

【黒単t白】の形でも成立します。

提供:根絶さん

こちらは昂揚達成でデメリットなしに動ける《精神壊しの悪魔/Mindwrack Demon》を入れることで、ビートダウンとしても動けるようになっています。

MTGAはイラストがちょっと違うぞ

やはりリアニメイトはMTGの華の一つ。ぜひ、《グリセルブランド/Griselbrand》降臨からの7枚ドローをご体感あれ!

青赤コントロール

クリーチャーの印象が強い(と自分は思っている)イニストラードですが、実は青赤のインスタント・ソーサリー関連のカードも強力です。

ということで組めるのが【青赤コントロール】。ですがこちらも多様な形があります。

提供:TKYさん

標準的なのは、《氷の中の存在/Thing in the Ice》《船砕きの怪物/Hullbreaker Horror》をフィニッシャーに据えたタイプ。

必要なカードは《考慮/Consider》《記憶の氾濫/Memory Deluge》《さまよう心/Wandering Mind》、上のリストにはないですが《パズルの欠片/Pieces of the Puzzle》で探しに行け、

使ったスペルは《溺神の信奉者、リーア/Lier, Disciple of the Drowned》でフラッシュバック!

《家の焼き払い/Burn Down the House》はMTGAISD環境では最強カードの一角で、環境では耐えられるカードがほぼいない全体5点火力だけでなく、最後の一押しのクロック生成にも使えます。

また、《熱病の幻視/Fevered Visions》という強力なカードを使えるのも青赤の強み。

提供:小暮朔太郎さん

相手にもドローは許してしまいますが、先に引けるのは自分、そして相手には条件付きバーンありと、ハンドの枚数を保っておきたい青赤コントロールの方が有利に立てる一枚です。

また、《集団的抵抗/Collective Defiance》も汎用性の高い火力として魅力的な一枚です。

フィニッシャーの選択肢としては《老いたる深海鬼/Elder Deep-Fiend》もあります。
瞬速で相手を妨害しながら、5/6のファッティを出せるのは魅力的。

こちらは《熱病の幻視/Fevered Visions》で稼いだカードを捨てることで、ゾンビで《老いたる深海鬼/Elder Deep-Fiend》の現出コストを用意したり、マッドネスで火力を撃ったりする形になっています。

黒をタッチしてグリクシスにした型も!

また、《霊炎貯蔵器/Geistflame Reservoir》を使用したノンクリーチャーのタイプも!

提供:ぞんびさん

打消しと火力とバウンスで時間を稼ぎながら《霊炎貯蔵器/Geistflame Reservoir》のカウンターを稼ぎ、最終的に顔面に叩き込んでフィニッシュ!

カードが足りなくなってきたら、《未来の目撃/Witness the Future》《悪賢い隠蔽/Devious Cover-Up》でデッキを厚くします。
特に《未来の目撃/Witness the Future》は、《パズルの欠片/Pieces of the Puzzle》との相性抜群!

墓地までたっぷり使った、イゼットカラーらしい華やかなコントロールをしたい方にオススメです!

白黒コントロール

火力除去はタフネスが心配? 打消しは《中略/Syncopate》が当たらないのが不安?
ならば確定除去で相手を制圧しましょう。

令和のイニストラードには強力な除去がいっぱい!
それを新旧のPWやフィニッシャーで支えた重コントロールが【白黒コントロール】です。

提供:TKYさん

アグロを許さない全体除去《危難の道/Path of Peril》《大群退治/Vanquish the Horde》に、歴代2マナ除去インスタントの中でトップの対象範囲の《冥府の掌握/Infernal Grasp》、高タフネス特攻の《勇敢な姿勢/Valorous Stance》、人間特攻の《寄生性掌握/Parasitic Grasp》……

令和の除去カードの質の高さを感じさせる面々が並びます。

そこに華を添えるのが、令和の《墓地の侵入者/Graveyard Trespasser》《魅せられた花婿、エドガー/Edgar, Charmed Groom》、平成の《修復の天使/Restoration Angel》《大天使アヴァシン/Archangel Avacyn》《ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil》《死の宿敵、ソリン/Sorin, Grim Nemesis》といった豪華なカードたち。

特に除去耐性を持つ《魅せられた花婿、エドガー/Edgar, Charmed Groom》プラス連打で勝てる可能性を秘めた《死の宿敵、ソリン/Sorin, Grim Nemesis》は、白黒で組む強い意味になっています。

《野心的な農場労働者/Ambitious Farmhand》の平地サーチも、チェックランドがあるMTGAISD環境では侮れません。

また、伝説のカードの多さを活かし、《サリアの槍騎兵/Thalia’s Lancers》を使った銀弾型も組めたりします。
眞白井が『イニストラードチャンピオンシップ』で使った型ですね。
総合配信ではめっちゃ不甲斐なかったですが、裏ではかなり勝っていたのでオススメしたいです!

《サリアの槍騎兵/Thalia’s Lancers》は、ETBで伝説のカードをサーチできるクリーチャー。
本人も5/4/4・先制攻撃と、かなり良いスタッツを持っています。

《サリアの槍騎兵/Thalia’s Lancers》を入れたことで、伝説のカードの枚数を減らすことができ、その分を《婚礼の発表/Wedding Announcement》と《忘却の儀式/Rite of Oblivion》のセットや、《墓地の侵入者/Graveyard Trespasser》といったミッドレンジ的に動けるカード、
追加の全体除去《大群退治/Vanquish the Horde》を入れられるようになっています。

特に《サリアの槍騎兵/Thalia’s Lancers》→《死の宿敵、ソリン/Sorin, Grim Nemesis》の流れは、マナ総量が連続しており、土地があればかなり勝ちに近づける非常に強い動きです!

TKYさんのリストより全除去が多いのは、かなりクリーチャーデッキが多いと読んでいたためです。

そのため、サイドボードはノンクリーチャーデッキに強く出られるよう、ミッドレンジ色を強める《剛胆な敵対者/Intrepid Adversary》《血瓶の調達者/Bloodvial Purveyor》、ミラーのPWに触れる《苦渋の破棄/Anguished Unmaking》、PWを落としたいハンデスの《強迫/Duress》という感じに取っています。

あとは特定の強いデッキである吸血鬼特攻の《監禁の円環/Circle of Confinement》、リアニメイト対策の《腐敗した再会/Rotten Reunion》ですね。

対策カードの幅も広く、万能除去も多く取れるため、BO3で真価を発揮するデッキともいえます。
相手が力尽きるまで盤面を流し、フィニッシャーが定着したときのテンションの高さは悪魔的に高いです。デーモン入ってないけど

地獄のドールハウスコンボ

熱心なファンもいると噂の《地獄の樹/Tree of Perdition》

それを使ったワンショットコンボもなんとあります。

提供:nununuさん

《恐怖のドールハウス/Dollhouse of Horrors》《地獄の樹/Tree of Perdition》をリアニメイトすることで、《地獄の樹/Tree of Perdition》のタフネスが1になるため、その状態で能力を起動すれば、相手のライフは1に!!!

それ以外のルートとして、《カタパルトの有象無象/Catapult Fodder》の裏面《カタパルト隊長/Catapult Captain》で《地獄の樹/Tree of Perdition》を飛ばす作戦も。

更には《先見的な縫い師、ゲラルフ/Geralf, Visionary Stitcher》で《地獄の樹/Tree of Perdition》をスカーブにしてしまい、空からクロックを叩き込むルートまで!

もう《地獄の樹/Tree of Perdition》フルコースと言わんばかりの多角的なコンボデッキになっています。
地獄で地獄を味わせたい方、おススメです。

奥深きデジタルなイニストラードへ、ようこそ

かなり長くなりましたが、主要なデッキを紹介させていただきました。
気になるデッキはありましたでしょうか?

今回紹介しきれなかったカード・デッキ案にも、まだまだ活躍の可能性を秘めたカードはたくさんあります。
ざっと自分が思いつくだけでも、《くすぶる卵/Smoldering Egg》などを使った赤系スペル、《蝕むもの、トクスリル/Toxrill, the Corrosive》をフィニッシャーにした青黒系コントロール、昂揚も活用する黒緑グッドスタッフ、エンチャントも活用した白青スピリット……と面白そうなアイデアが並びます。

また、今回禁止カードになっていた《未練ある魂/Lingering Souls》《約束された終末、エムラクール/Emrakul, the Promised End》《食肉鉤虐殺事件/The Meathook Massacre》《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》が解禁されたら、また新しいデッキが出来るかもしれません。

まだ予定は未定段階ですが、「まじ☆すと」ではこのMTGAISD構築でもっと遊びたいと思っています。
もしこの記事を読んで興味を持った方、遊んでみたくなった方がいましたら、引用RTやコメントで声を上げてくださると、もしかしたら別のMTGAISD構築企画に繋がるかもしれません。

またいつか、電脳世界のイニストラードでお会いしましょう。

それでは、また!

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