眞白井エイドです。
普段は、YoutubeでMtGパイオニアに関する配信や、Twitterでパイオニア週刊紙「週刊ふんわりパイオニア便り」を発行しています。
みなさん、パイオニア遊んでいますか?
眞白井は遊んでいます。
発信活動でも繰り返し話していますが、様々なデッキが入れ代わり立ち代わり活躍し、やりこみ甲斐もあるとても楽しいフォーマットです!
ですが、もっともっとたくさんの人にパイオニアを遊んでもらいたい……!!!!!!
そう常々考えているものの、これまでの活動であまり初心者向けのコンテンツを展開できていなかったのも事実。
――ですがそんな時、眞白井は思いつきました。
パイオニア初心者の方がパイオニアにハマっていく様子を追いかけていく姿を伝えるのが、一番興味を持ってもらえるのではないか?
でもそんな好都合にパイオニアを遊びたいと思っていて、かつ顔出しOKで追跡取材を許してくれそうな方がいるわけが……
……………
…………………………
いました。
ということで、パイオニア発信者・眞白井エイドが、パイオニア初心者・成林ジンさんと共に、大型イベント「Summer Sun’s Zenith」に挑む企画記事、はじまります!
※当企画は特に晴れる屋さんとは関係ありません。Summer Sun’s Zenith開催に圧倒的感謝……!
眞白井エイド、成林ジンと出会う

ちょっと噂を聞いたんですけども!!!

噂。

眞白井エイド(第2面)
プレインズウォーカー系活動者。Vtuber/VPWとオフラインの両面パーマネント。
パイオニアをメインに発信活動をしたり、イベントをやったりしている。
打消しを構えて空から殴ればすべてが何とかなると思っている。
個人X:@mashiloy_aid 主催イベントX:@pioneer_spark Youtube chはこちら

なんでも、最近MtGを始めたのにどっぷりハマっているバーンが大好きな方がいるらしくて…

お?

最初にMtGを遊んだ夜にMTGAで組んだデッキを即紙でも購入ボタンポチーするくらい行動が早く…


半年くらいでモダンを組むくらいのとんでもない熱意があり…!

そんな方がパイオニアに興味を持っているという話をね……
聞きつけたんですよ……!!!

それ…僕ですね…(笑)

成林ジン
「声優MTG会」で同志と共にMtGをエンジョイするフリーランス声優。
2025年3月からMTGを始め、1か月でバーンの虜になり即座に紙デッキを組んだ、行動力のアーキタイプがアグロの男。
声優MTG会HPで「成林ジンのバーン奮闘記」を連載中。
X:@Julep_2525 公式HPはこちら
【注】
ちなみに眞白井とジンさんはすでにプレイヤーズコンベンションのティーチングイベントでご一緒したことがあり、特に初対面というわけではありません。

パイオニアについては、最近、声優MTG会会長の畠中さんとかからいろいろ噂を聞いていて。
何でも「好きを追及しきった人が勝てる」…と聞いて、それってバーンが好きな僕がバーンを追求すれば勝てるってことですか…!?っていうところに惹かれまして…。

なるほどね~~~。
それはとても良いことだと思います!
パイオニアとは?

ではそんなジンさんに改めて「パイオニア」について解説すると、「ラヴニカへの回帰」以降の本流のカードセットが使えるフォーマットです。
「モダンホライゾン」や統率者セットのカードは使えないって感じですね。

で。そもそも質問なんですけど……
ジンさん、「ラヴニカへの回帰」って聞いたことありますか…?

聞いたことはあるんですが…「街中歩いてたらすれ違うくらい」の認識ですね。


「ラヴニカへの回帰」は2012年9月発売のカードセットなんですが、2012年って14年前なんですよね。

14年…!?

スタンダードは最大3年分、現時点では2年分くらいのカードが使えると思うんですが、14年分のカードを使えちゃうんですよ。
それだけカードプールがあれば、いろんなことが出来ちゃいます。

ジンさんが触れられていたモダンはもっとカードプールが広いうえに、「モダンホライゾン」なんかもあるので出来ることは更に増えるんですけど、逆にこの「14年」という絶妙なカードプールと禁止カードの違いによって、「だからこそ出来ること」「だからこそ許されること」っていうのもあったりして、自分としてはそこがやりがいポイントだと思ってます。

畠中さんがおっしゃっていた「好きを追及しきった人が勝てる」というお話も間違いではなくて、去年自分が開催して畠中さんに実況をしていただいた「Pioneer Spark!! GIGAVOLT」で優勝したのは、「Magic Online」ですらほとんど回されていない【クイントリウス・コンボ】をたった一人で研究されていた方で。

メタにいないデッキで勝ったってことですか…!? 最高にかっこいい…!

そういうのを見ると…ちょっと自分たちも狙ってみたくなっちゃいませんか?

なっちゃいますね…!

自分もどちらかというとジンさん側の「好きなカードや戦略を使って勝ちたい!」タイプなので、だからずっとパイオニアを遊んでいるというのはありますね!

…で、さらに!
今年は「晴れる屋」さんで「Sumeer Sun’s Zenith」というパイオニアの大型大会をやるぞ!ということで各地で予選が開催されていて、腕試しにはぴったりのタイミングだったりもします!

最高のタイミングですよね!
僕もパイオニアを本格的にやってみようと考え始めたきっかけが「Sumeer Sun’s Zenith」の話を聞いてからで、自分の好きなデッキで優勝出来たらアツくね…!?って。
それならやるしかないでしょ!と。

やってやろうじゃないですか…!

やってやりてぇっす!

自分も長らくパイオニア中心で活動しているとはいえ、プレイヤーとしてはまだまだなところもありますので、ジンさんがその気なのでしたら! 一緒に「Sumeer Sun’s Zenith」を目指していきたいと思います!

よろしくお願いします!
パイオニアをあそんでみよう!

…とはいえ、ジンさんはまだパイオニア自体はそこまで遊ばれていない感じですよね?

デッキは組んであるんですけど…MTGAのBO1で試し斬りするくらいで。
「パイオニア」の「パ」の「ノ」部分しかわかってないです。

なるほど。
パイオニアに挑戦するにあたってまず覚えておきたいことだったりはあるんですが…まずは一回遊んでみましょうか!

はい! お願いします…!
何が出てくるんだろう…!
実際に遊んでみた
ダイジェスト

ではね、パイオニアの洗礼を受けていただきましょうか…。

どきどき…。


こんにちは!!!!!!!!

出たーーー!!!


アッでもそこそこ気まずい。
…とりあえずPWは強力なのでね、落としますか…。


えぇ…?(ガチ困惑)
ううん…? 破壊回避できる…ってことか…?


《ピナクルの特使/Pinnacle Emissary》が1マナで除去されるんですか!?!?
あっでもエフェクトかっこいい…。


(まずい、見せたいコンボが決められそうにない…)
…ほな増えとくか…。

増えないでいただきたい。
解説タイム

いや~、勝てなかった~…!

…ということで、こちらのデッキは「Magic Online」でいま大流行中の【オルゾフ・パルへリオン】です!

ジンさん目線だと、黒い妨害を使いながら《忍耐の記念碑/Monument to Endurance》で勝つデッキに見えたと思うんですが…実はこっそり捨てていた《パルヘリオンⅡ/Parhelion II》がキモでして。

ありましたね。


これを理論上3ターン目に攻撃させられるデッキです。

??????

今回いっぱい出てきた2マナでディスカード能力を持つクリーチャーで《パルヘリオンⅡ/Parhelion II》を墓地に落として、3ターン目にこの《大牙勢団の総長、脂牙/Greasefang, Okiba Boss》を出すんですよ。さっきは捨ててたけど…。


《大牙勢団の総長、脂牙/Greasefang, Okiba Boss》は、戦闘開始時に墓地の機体を戦場に戻す効果を持っています。

3マナで…??????

とはいえ、ターン終了時に機体が手札に戻ってしまうというデメリットはあるんですが。

お、おお……(それデメリットなのか…?)

あと《パルヘリオンⅡ/Parhelion II》は機体なので、ちゃんと「搭乗」コストは支払わないとクリーチャーにはなりません。

ああ~、なるほど! それなら……

ですが《パルヘリオンⅡ/Parhelion II》の搭乗コストは「4」で《大牙勢団の総長、脂牙/Greasefang, Okiba Boss》のパワーは「4」です。

余裕でピッタリだ。

なので、戦闘開始時に《大牙勢団の総長、脂牙/Greasefang, Okiba Boss》が《パルヘリオンⅡ/Parhelion II》に搭乗して《パルヘリオンⅡ/Parhelion II》が攻撃することでなんか13点飛んできます。

ただ、さっきも言った通りターン終了時には機体は手札に戻ってしまうんですが…デッキに12枚くらいディスカード能力を持っているクリーチャーが入っているうえ、かつ彼らはいい感じに除去耐性を持っているので生き残りやすく…《大牙勢団の総長、脂牙/Greasefang, Okiba Boss》が生き残っていたら次のターンもう一度同じことができます。

ひどすぎるマッチポンプ。

だから《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》めっっっちゃ気まずかったです。《思考囲い/Thoughtseize》した瞬間頭抱えましたよもう…。

…ただ、墓地対策をされても先ほど試合でお見せしたように、《忍耐の記念碑/Monument to Endurance》とディスカード持ちクリーチャーで攻めていくサブプランがあるってワケですね~。

サブプランも強すぎません???

…うわー、《簒奪者、アーデン/Ardyn, the Usurper》の上位互換だ。あれ8マナなのに3マナでやっちゃうって…。


《大牙勢団の総長、脂牙/Greasefang, Okiba Boss》が《簒奪者、アーデン/Ardyn, the Usurper》みたいなことを出来るのは、このクソデカ機体の《パルヘリオンⅡ/Parhelion II》あってこそなんですが、これすごい面白いエピソードがあって…。
実は《大牙勢団の総長、脂牙/Greasefang, Okiba Boss》って、当時のスタンダードではあまり活躍しなかったんですよ。

え、そうなんですか!?

…飛行を持つパワフルな機体がスタンダードにいなかったので。

あ~!

-―ですが、《大牙勢団の総長、脂牙/Greasefang, Okiba Boss》が発表された瞬間、みんな《パルヘリオンⅡ/Parhelion II》の事を急に思い出したんですよ。
「ちょっと前にそんなカードあったね~」くらいのやつが、突然デッキのキーカードにのし上がっちゃったわけです。

《大牙勢団の総長、脂牙/Greasefang, Okiba Boss》が収録されたのはちょうど自分がパイオニアを始めた「神河:輝ける世界」なのですが、この【パルへリオン・シュート】はそこからず~~~っと手を変え品を変え、あるいは色を変え…環境に居続けている、パイオニアらしいデッキです。

とんでもない話だ…。

スタンダードで出来なかった組み合わせでまったく新しいデッキが生まれるのは、やっぱりパイオニアの面白いところですね!

面白いですね! パイオニアでしかできないってことですもんね。

逆にモダンやレガシーだと、《大牙勢団の総長、脂牙/Greasefang, Okiba Boss》を出しているヒマがなかったり、《稲妻/Lightning Bolt》で除去られちゃうとかもあるので。

だからね…! コンボしたかったんだよね…!!!

引けてなかったですもんね~…。

他にも、タダでディスカード出来るクリーチャーがスタンダードだと《鉄盾のエルフ/Iron-Shield Elf》だけなのが3種類になって《忍耐の記念碑/Monument to Endurance》が強くなっていたり、シンプルに黒い妨害カードが強い!というのもあります。

《致命的な一押し/Fatal Push》、1マナで4マナ以下除去できるのヤバすぎませんか???

あと《消失の詩句/Vanishing Verse》もデメリットないし…。
スタンダードだと相手に何かしらあげちゃうのに、これなんもくれないじゃないですか。

…慣れ切ってましたが、言われてみるとたしかにすごいな…。
こういう感想、新鮮です。

ただ、逆に特徴的なカードが多いので、出すと一発で「パルへリオンシュートだ!」ってバレちゃうんですよ。
そうなると、「じゃあ《大牙勢団の総長、脂牙/Greasefang, Okiba Boss》を除去できるように構え続けよう!」とか「《忍耐の記念碑/Monument to Endurance》は絶対に妨害しよう!」とかの『心構え』が出来るようになるわけで…この辺りは「いっぱい遊んでいる人が勝ちやすいフォーマット」と言われる所以かもしれません。

これパッと見抜けるようになりたいな~~~。

スタンダードでは使えない強力なサイドカードがたくさんあるので、サイド入れ替えの読み合いもとても楽しいですよ~。
《才能の試験/Test of Talents》を大きいインスタント・ソーサリーで勝ちに来るデッキに当てたときなんか、も~めっちゃ気持ちいいんだから。


怖……。

ただ、全部のデッキに対応しようとするとサイドボードの枚数が足りなくなっちゃうので…一つのデッキを使い続けていると、いま流行っているデッキに合わせて「あれ入れよう」「これ試そう」とアップデートしていく楽しみっていうのもありますね!

初見のデッキに対してはどうするんですか?
そういうの結構起きそうな気がするんですが…。

もう一つ、そこで自分がパイオニアを好きな理由があって。自分のプランを押し通せば勝てる!ってことも多いんですよ。
さっきの【オルゾフ・パルへリオン】なら「もう3ターン目にコンボ揃えちゃえ!」「《忍耐の記念碑/Monument to Endurance》並べまくっちゃえ!」みたいな。

あ~。

スタンダードよりもデッキの強い動きがハッキリしていて、妨害も強力なので、それを生かして初めて見るデッキやカードに対応していくのはとてもやりごたえがあると思います!

あとはテーブルトップのイベントならではになるんですが、試合が終わってお話しできそうだったら「どういうデッキだったんですか?」って聞いてみて、相手の手の内を知るっていうのも楽しいです。

答え合わせするの楽しそうですね!
めっちゃ盛り上がりそう!

…僕のデッキの話もすると、このデッキは《武器製造/Weapons Manufacturing》で弾薬を出して、《爆片破/Shrapnel Blast》で7点出そう!…ってデッキだったんですよ。
これならスタンダードで出会った《武器製造/Weapons Manufacturing》っていう最高のカードを最大限生かせるなって! これがパイオニアで出来るのはマジでうれしいですね。

デッキのブラッシュアップだったり、いま流行っているデッキの話だったり…相談にはどんどん乗りますので!

もうめっちゃ相談したいです。

では一緒に「Summer Sun’s Zenith」に向かって、頑張っていきましょう!

よろしくお願いします!
おわりに
かくして、成林ジンと眞白井エイドの「Summer Sun’s Zenith」への道は始まったのでした。
果たして二人は予選を突破できるのか…!?
今後も不定期で我々の健闘記をお届けできればと思いますので、応援よろしくお願いいたします!
また、この記事を見た方……よければこの機会に一緒にパイオニア、遊んでみませんか?
このブログや、眞白井のYoutube・X/Twitterではパイオニアに関する情報発信をしています!
この機会にぜひフォロー・ブックマークしていただき、パイオニアライフに活用していただけると嬉しいです!
また、今回の企画は「声優MTG会」さんとのタッグ企画になります!
声優・活動者の皆さんによるにぎやかなMtGコンテンツがたくさん投稿されておりますので、ぜひこの機会に公式HPやX/Twitter、Youtubeフォローいただけるとうれしいです!

それでは、また!
