眞白井エイドです。
普段は、YoutubeでMtGパイオニアに関する配信や、Twitterでパイオニア週刊紙「週刊ふんわりパイオニア便り」を発行しています。
こちらは毎週木曜日に発行している「週刊ふんわりパイオニア便り」で紹介したデッキをアーカイブしたページです!
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元となった取材配信のアーカイブもよろしくお願いします!
今週号は「サンダー・ジャンクションの無法者(OTJ)」環境総集編!ということで、OTJ環境で活躍した主要デッキについてまとめてみました!
また、オマケで次弾「ブルームバロウ」での強化予想もつけています!
環境概観
(だいぶ筆者主観なので大きく食い違う部分あったらごめんなさい)
厳密にクリーチャー○枚ならここ、という風に配置しているわけではなく、環境デッキの中での相対的な位置を示しています。
また、「主体」=「勝利ルートがどこまでクリーチャー/スペルに寄っているか?」を基準にしています。
アブザン探検コンボ
クリーチャー主体 ●○○○○ スペル主体
キルターン遅い ○○○○● キルターン速い
《アマリア・べナヴィデス・アギーレ/Amalia Benavides Aguirre》《野茂み歩き/Wildgrowth Walker》、そしてライフゲイン手段で始まる「無限探検」によって《アマリア・べナヴィデス・アギーレ/Amalia Benavides Aguirre》の全体破壊能力を誘発させ、コンバットまたは《霊気貯蔵器/Aetherflux Reservoir》での勝利を目指すクリーチャー・コンボデッキです。
《召喚の調べ/Chord of Calling》《集合した中隊/Collected Company》《戦列への復帰/Return to the Ranks》《陽気な哀歌/Lively Dirge》など、パーツをデッキから探したり墓地からリアニメイトする手段が非常に豊富で、デッキの安定性が高いのが特徴です。
🐾ブルームバロウポイント!🐾
《露滴療法/Dewdrop Cure》という強力な軽量リアニメイト呪文を入手、1枚で墓地からパーツを集められるように! ガードはどんどん上がる一方ですが、それを乗り越えられるでしょうか?
アタルカ・レッド
クリーチャー主体 ○●○○○ スペル主体
キルターン遅い ○○○○● キルターン速い
様々なリストがありますが、現在主流なのは《アロエの錬金術師/Aloe Alchemist》の計画誘発や《巨怪の怒り/Monstrous Rage》でクリーチャーをパンプアップしたり、《狡猾なコヨーテ/Cunning Coyote》《無謀な奇襲隊/Reckless Bushwhacker》で速攻を付与して横並びし、《アタルカの命令/Atarka’s Command》のバリューを高める型です。
点展開も面展開も得意で、クリーチャーミッドレンジ相手にも面展開からの《アタルカの命令/Atarka’s Command》《火遊び/Play with Fire》で押し込めます。
🐾ブルームバロウポイント!🐾
新キーワード「雄姿」は実は対象に取ることの多いアタルカ・レッドでは誘発しやすそう。
2/2/2・果敢・速攻・雄姿で疑似ドローの《熾火心の挑戦者》、1/1/1で死亡時パワー分ダメージの《心火の英雄》は入ってもおかしくないかも!
アブザン・パルヘリオン
クリーチャー主体 ○○●○○ スペル主体
キルターン遅い ○○○●○ キルターン速い
《大牙勢団の総長、脂牙/Greasefang, Okiba Boss》で超重量級機体・《パルヘリオンⅡ/Parhelion II》をリアニメイトし、13点パンチ+8点パンチを叩き込んで勝利を目指すコンボデッキです。
墓地対策されても《エシカの戦車/Esika’s Chariot》や《名もなき都市の歩哨/Sentinel of the Nameless City》でのミッドレンジプランも強力。また、サイドから《黙示録、シェオルドレッド/Sheoldred, the Apocalypse》《勢団の銀行破り/Reckoner Bankbuster》を追加し、ミッドレンジ色を強めることもあります。
🐾ブルームバロウポイント!🐾
切削枚数は1枚減ってしまうが、パーマネントなら切削した中から何でも回収できる《蓄え放題》は選択肢の1つに入るかも?
イゼット・エンソウル
クリーチャー主体 ○○○●○ スペル主体
キルターン遅い ○○○●○ キルターン速い
《遠眼鏡のセイレーン/Spyglass Siren》《ヴォルダーレンの美食家/Voldaren Epicure》などから出したアーティファクト・トークンや《ダークスティールの城塞/Darksteel Citadel》に《アーティファクトの魂込め/Ensoul Artifact》をエンチャントすることで、序盤から大きなクロックを刻んでいくアグロデッキです。
《太陽の執事長、インティ/Inti, Seneschal of the Sun》によるトランプル付与や《密輸人の回転翼機/Smuggler’s Copter》での突破力も高く、《爆片破/Shrapnel Blast》で最後の押し込みも可能なほか、《呪文貫き/Spell Pierce》《金属の叱責/Metallic Rebuke》などで攪乱的アグロの動きも出来ます。
🐾ブルームバロウポイント!🐾
アーティファクト関連カード自体が今回は少なかったのは残念。1マナ土地安定剤《噴水港の鐘》は土地の少ないイゼット・エンソウルに採用するのは一考の余地あり…?
クイントリウス・コンボ
クリーチャー主体 ○○○●○ スペル主体
キルターン遅い ○○○●○ キルターン速い
《クイントリウス・カンド/Quintorius Kand》《嘶くカルノサウルス/Trumpeting Carnosaur》の発見Xから、プレインズウォーカーのコピーになれるクリーチャーを発見し、再び発見Xを行うことで、《クイントリウス・カンド/Quintorius Kand》の常在型能力によるドレイン、または《嘶くカルノサウルス/Trumpeting Carnosaur》でのストンピィでの勝利を狙うコンボデッキです。
発見Xでコピークリーチャーまたは《クイントリウス・カンド/Quintorius Kand》を確定させるために、採用カードのマナ総量は基本的に6以上になっていますが、どれも何らかの方法で軽いマナで使用することが出来るようになっています。
🐾ブルームバロウポイント!🐾
見た目よりマナコストが軽くなる6マナ以上カードとして《鞘破りの群れ》が収録。
マナ加速用のクリーチャーで墓地・追放領域に行くものが入っているので、サイドプランとして検討できるかも?
緑単信心
クリーチャー主体 ○●○○○ スペル主体
キルターン遅い ○○○●○ キルターン速い
緑マナシンボルの濃いカードを多数採用して《ニクスの祭殿、ニクソス/Nykthos, Shrine to Nyx》から大量のマナを出してクリーチャーを大量展開、《荒野無頼団の先駆者/Outcaster Trailblazer》のクリーチャー登場時ドロー、《収穫祭の襲撃/Storm the Festival》での複数体展開で盤面を制圧するストンピィデッキです。
《ギルドパクトの力線/Leyline of the Guildpact》での早期の大量マナ確保、《ウルヴェンワルドの奇異/Ulvenwald Oddity》裏面・《ウルヴェンワルドのビヒモス/Ulvenwald Behemoth》での全体速攻・トランプル付与など、爆発力が高いです。
また、白をタッチして《機械の母、エリシュ・ノーン/Elesh Norn, Mother of Machines》を採用した型もあります。
🐾ブルームバロウポイント!🐾
サイド後のユーティリティクリーチャーとして、アーティファクト・エンチャント破壊の《屑鉄撃ち》、墓地対策かつアタッカーになれる《鋭い目の管理者》が収録。
《鋭い目の管理者》はマナはかかるものの信心が濃く、《未認可霊柩車》と同じ2マナのため入れ替えやすそう!
ラクドス・ヴァンパイア
クリーチャー主体 ○○●○○ スペル主体
キルターン遅い ○○○●○ キルターン速い
《傲慢な血王、ソリン/Sorin, Imperious Bloodlord》からの《血管切り裂き魔/Vein Ripper》早期着地のコンボを備えながら、ラクドスカラーの優秀なカードでミッドレンジ的に攻めることもできるシナジーデッキです。
様々な派生があり、《腐食の荒馬/Caustic Bronco》でリソースを稼ぐタイプ、《地獄の樹/Tree of Perdition》《アガサの魂の大釜/Agatha’s Soul Cauldron》によるコンボとミックスしたタイプ、《砕骨の巨人/Bonecrusher Giant》《ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil》でミッドレンジ色を強めたタイプなどがあります。
🐾ブルームバロウポイント!🐾
ラクドス・ミッドレンジ側の強化パーツとして、アドバンテージ差を広げる《損失の季節》、後からでもリソースになるハンデス《残虐爪の強奪》が収録。
《損失の季節》は自分の《血管切り裂き魔》を巻き込んでの足跡1モード連打でリーサルを狙えそう!
ロータス・コンボ
クリーチャー主体 ○○○○● スペル主体
キルターン遅い ○○○●○ キルターン速い
《睡蓮の原野/Lotus Field》を《見えざる糸/Hidden Strings》《熟読/Pore Over the Pages》でアンタップすることで莫大なマナを手に入れ、最終的に《願いのフェイ/Fae of Wishes》の出来事・《成就/Granted》からサイドボードの《副陽の接近/Approach of the Second Sun》にアクセスして特殊勝利を狙う、スペルコンボデッキです。
最近は、《睡蓮の原野/Lotus Field》の誘発を無視してマナ加速が可能なだけでなく、アブザン探検コンボなどの誘発を妨害できる《厳しい試験官/Strict Proctor》を採用したバント型が主流です。
🐾ブルームバロウポイント!🐾
贈呈コストで1マナ万能パーマネントバウンス《洪水の大口へ》が地味ながらサイドカードとして優秀そう?
贈呈のタップ1/1クリーチャーがどこまで避けたいかどうか。
イゼット・フェニックス
クリーチャー主体 ○○○●○ スペル主体
キルターン遅い ○○●○○ キルターン速い
墓地に落とした《弧光のフェニックス/Arclight Phoenix》を、《手練/Sleight of Hand》などの1マナ1ドロー…いわゆるキャントリップ呪文や、《焦熱の衝動/Fiery Impulse》《稲妻の斧/Lightning Axe》といった軽量火力を連続で唱えることで戦場に戻し、飛行クロックで速やかにゲームを終わらせることを目指すシナジーデッキです。
パイオニアでしか使えない強力ドローカード・《宝船の巡航/Treasure Cruise》を使え、単純なアドバンテージ勝負に長けていることはもちろん、大量のドローで勝利につながるカードを探すことも得意な器用なデッキです。また、直近では《プロフトの映像記憶/Proft’s Eidetic Memory》でビートダウン色を強めたリストも多いです。
🐾ブルームバロウポイント!🐾
サイドプランとして《轟く機知、ラル》は一考の余地があるかも。《洪水の大口へ》もサイドにワンチャンス…?
異形化(ラクドス異形化)
クリーチャー主体 ○○○○● スペル主体
キルターン遅い ○○●○○ キルターン速い
ハンデス・除去などのラクドスカラーのカードで妨害をしながら、《謎の骸骨の事件/Case of the Stashed Skeleton》《鏡割りの寓話/Fable of the Mirror-Breaker》などのクリーチャー・トークンを対象に《異形化/Transmogrify》を唱えることで、デッキ内の唯一のクリーチャー・《偉大なる統一者、アトラクサ/Atraxa, Grand Unifier》を早期に着地させ、勝負を決めるコンボデッキです。
相棒・《湧き出る源、ジェガンサ/Jegantha, the Wellspring》や宝物からそのまま《偉大なる統一者、アトラクサ/Atraxa, Grand Unifier》を唱えるルートも存在し、《敵対するもの、オブ・ニクシリス/Ob Nixilis, the Adversary》も採用しているため、コンボが出来ないロングゲームも可能です。
また、《異形化/Transmogrify》デッキとしてはコントロールに寄せたイゼット、マナ加速と《エシカの戦車/Esika’s Chariot》採用のジャンドも存在します。
🐾ブルームバロウポイント!🐾
《残虐爪の強奪》は2マナと重いものの、前方確認以外でも使えるハンデス。
《噴水港》はトークンが大量に出てくる異形化にはぴったりで、ラクドス以外の2種でも検討されそう!
陰湿な根(ゴルガリ・ルーツ)
クリーチャー主体 ○●○○○ スペル主体
キルターン遅い ○●○○○ キルターン速い
《陰湿な根/Insidious Roots》をキーカードとし、墓地から自力で戻ってきたり、離れることが出来るクリーチャーなどを活用して《陰湿な根/Insidious Roots》を誘発させ、ボードアドバンテージを取ることを目指すデッキです。
《忘れられた神々の僧侶/Priest of Forgotten Gods》によるリソース確保&生け贄ギミック、《見捨てられた鉱夫/Forsaken Miner》の悪事シナジー、《アガサの魂の大釜/Agatha’s Soul Cauldron》と《陰湿な根/Insidious Roots》トークン&+1/+1カウンターのギミック…と、墓地とクリーチャーの能力を絡めたシナジーが多数存在します。
🐾ブルームバロウポイント!🐾
起動で墓地に触れるリスが大量収録!
墓地のクリーチャー版《死の国からの脱出》とも言える《骨術師の達人》、アクション数増加と《陰湿な根》の誘発数増加に貢献する《茨越えの餌あさり》、範囲の広い除去《循環への給餌》は採用可能性高めかも。
ラクドス・ミッドレンジ
クリーチャー主体 ○○●○○ スペル主体
キルターン速い ○○●○○ キルターン遅い
吸血鬼シナジーには寄せず、《腐食の荒馬/Caustic Bronco》《砕骨の巨人/Bonecrusher Giant》《墓地の侵入者/Graveyard Trespasser》《ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil》といった優秀なラクドスカラーのカードで相手と少しずつリソース差を広げ、中長期的な試合で勝利を目指すミッドレンジデッキです。
ラクドス・ヴァンパイアもミッドレンジ寄りのリストはありますが、《敵意ある調査員/Hostile Investigator》《絶望招来/Invoke Despair》といった4マナ以上の強力なカードを採用しやすい点が大きな相違点になります。
🐾ブルームバロウポイント!🐾
パワーカード《損失の季節》《残虐爪の強奪》《悪名高い残虐爪》が収録。
また、非ヴァンパイアのラクドスデッキとしては、トカゲシナジーにやや寄せた新しい形が生まれる可能性も?
アゾリウス・ファルコン
クリーチャー主体 ○○○●○ スペル主体
キルターン速い ○○○●○ キルターン遅い
カウンターが多く乗った《九つの命/Nine Lives》を《切望の隼/Coveted Falcon》の変装解除時能力で対戦相手にコントロールを渡し、コンバットや《浄化の輝き/Cleansing Nova》《告別/Farewell》で戦場から離れさせることで、対戦相手を強制敗北させるコンボを搭載したアゾリウス・コントロールの亜種です。
《九つの命/Nine Lives》はクリーチャーデッキ相手に延命したい点、《切望の隼/Coveted Falcon》は手札を増やしたい点がコントロールデッキの特性と噛み合っているのも特徴です。
🐾ブルームバロウポイント!🐾
コントロールとしての強化カードは万能バウンス《洪水の大口へ》、クリーチャーを戻せる全体除去《落星の祈祷》、パイオニア初の4マナ無制限コントロール奪取《仔狸寝入り》あたりか?
アゾリウス・スピリット
クリーチャー主体 ○●○○○ スペル主体
キルターン速い ○○○●○ キルターン遅い
《呪文捕らえ/Spell Queller》《スカイクレイブの亡霊/Skyclave Apparition》といった優秀なスピリット・クリーチャー、《喝破/No More Lies》《高尚な否定/Lofty Denial》《霊灯の罠/Geistlight Snare》といった打消しで対戦相手を妨害し、飛行クロックで相手のライフを削ることを目指す同族シナジーのクロック・パーミッションデッキです。
スピリット以外にも、《婚礼の発表/Wedding Announcement》《放浪皇/The Wandering Emperor》といった白のミッドレンジ的に強力なカードも多数採用されている点も特徴です。
スピリット・シナジーデッキとしては、その他にもクロック・パーミッション特化の青単スピリット、展開力特化のバント・スピリットが存在します。
🐾ブルームバロウポイント!🐾
5枚目以降の《鎖鳴らし》とも言える《羽信隊の随員》、飛行クリーチャーに除去への補填を付与する《コクマルガラスの救済者》と、非スピリットだが優秀なアゾリウスカラーの軽量生物が収録。
スピリットにこだわらないアゾリウス・フライヤーやバント・カンパニーとしてのリメイクの可能性が?
白日ニヴ=ミゼット(白日コントロール)
クリーチャー主体 ○○●○○ スペル主体
キルターン速い ○○○○● キルターン遅い
《消失の詩句/Vanishing Verse》《稲妻のらせん/Lightning Helix》《力線の束縛/Leyline Binding》で相手をコントロールしながら、最終的には《創造の座、オムナス/Omnath, Locus of Creation》《ニヴ=ミゼット再誕/Niv-Mizzet Reborn》《至高の者、ニヴ=ミゼット/Niv-Mizzet, Supreme》といったアドバンテージ・クリーチャーで大きくリソース差を広げ、勝利を目指すコントロールデッキです。
《白日の下に/Bring to Light》での銀弾戦術ができ、1枚採用の全体除去や妨害カードを呼び出せる点も大きな強みの1つです。
🐾ブルームバロウポイント!🐾
追加リソース源として《災厄の占い師、グラルブ》、《白日の下に》のシルバーバレット先として《災厄の季節》《落星の祈祷》が追加。特に《落星の祈祷》は登場時能力を再び使えるため相性が良いかも?
無駄省き
クリーチャー主体 ○○○●○ スペル主体
キルターン速い ○○○○● キルターン遅い
相手のディスカードを自分のアドバンテージに変える《無駄省き》をキーカードとし、ハンデスカードやギミックと除去で対戦相手をコントロールし、《無駄省き》のゾンビトークンやドローで引き込んだカードでの勝利を目指すコントロールデッキです。
《敵意ある調査員/Hostile Investigator》《最深の裏切り、アクロゾズ/Aclazotz, Deepest Betrayal》《絶望招来/Invoke Despair》など、相手のリソースが少ないときに強力なカードが採用されていることが多いのが特徴です。
🐾ブルームバロウポイント!🐾
強力なハンデスカード《山賊の才能》《残虐爪の強奪》が収録。フィニッシュブローのクリーチャーとして《羽の夜のマーハ》《腐敗口のバイパー》も検討範囲内かも。
アゾリウス・コントロール
クリーチャー主体 ○○○○● スペル主体
キルターン速い ○○○○● キルターン遅い
《喝破/No More Lies》《ドビンの拒否権/Dovin’s Veto》《三歩先/Three Steps Ahead》といった打消し、《失せろ/Get Lost》《至高の評決/Supreme Verdict》《太陽降下/Sunfall》といった除去で相手を妨害し、《放浪皇/The Wandering Emperor》《ドミナリアの英雄、テフェリー/Teferi, Hero of Dominaria》といった強力なPWで蓋をする重コントロールデッキです。
直近(OTJ末期)は《覆いを割く者、ナーセット/Narset, Parter of Veils》と《ガイアー岬の療養所/Geier Reach Sanitarium》《一日のやり直し/Day’s Undoing》でのハンドロックを採用し、相棒に《孤児護り、カヒーラ/Kaheera, the Orphanguard》を採用して猫クリーチャーでのビートダウンをサイドプランに取ったリストが主流でした。
その他にも、相棒に《空を放浪するもの、ヨーリオン/Yorion, Sky Nomad》を採用したメイン80枚型、《一時的封鎖/Temporary Lockdown》《ポータブル・ホール/Portable Hole》といった軽量除去を採用した型などがあります。
🐾ブルームバロウポイント!🐾
アゾリウス・ファルコンで触れたカードのほか、《孤児護り、カヒーラ/Kaheera, the Orphanguard》型だと相手とのリソース差を埋めてくれる《跳ねる春、ベーザ》、攻防を切り返せる可能性のある《渦泥の蟹》が追加できる。
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以上、「週刊ふんわりパイオニア便り」で紹介したデッキリストのリンクでした。
かなりボリューミーな記事になりましたが、みなさんの「ブルームバロウ」環境初動の手助けになっていれば幸いです!
「週刊ふんわりパイオニア便り」は、毎週木曜日19時に公開中! #週刊ふんパイ で検索してみてください!
また、自分はYoutubeでもパイオニアに関する活動を行っています。ch登録・高評価、大変励みになります!よろしくお願いします!
それでは、また!